ミツバチ通信

昨年ハンズゴルフクラブの要請を受けて養蜂を始めました。お盆過ぎにオオスズメバチに襲われたり、蜂の巣ツツリガの食害にあったりして大きな被害を受けました。

 

今年はスズメバチにも抵抗力があるニホンミツバチ2群を再開します。低温傾向が続いたため分封がそうとう遅れましたがまもなくやってくるでしょう。冬場に丸太をくりぬき、待ち受け洞もいくつか作成しました。

タマムシ

青緑、赤銅の金属的な光沢の目立つ美しいタマムシは、昔からある種別格の目で見られていました。虫好きの子供たちにとってはギンヤンマとともに大いにあこがれの気持ちを持ちます。そしてご存知のように玉虫厨子はこのタマムシの美しい前翅を2600頭分びっしりと貼り付けたものです。

 

里山の中央広場付近で伐採によって開けた一角がありますが、10頭ぐらいが群れ飛んでいたのです。グライダーのように雑木林の梢を旋回する様はなかなかの貫禄です。さながらマレーシアの熱帯雨林の中の開けた光景を思い起こしました。木のベンチにおいてある丸太の玉切りしたところに産卵までしてくれました。雑木林の間伐などで産卵できる朽ち木の丸太がたくさん出来たからでしょう。

 

元々は関東から山形あたりが北限でしたが、温暖化の影響で北上しています。