2024里山日誌


8月11日(日) 晴れ 33℃

参加者;青木、黒沢、島田、羽鳥、福与、村上、吉沢、中村

  

 猛暑日が続き厳しい暑さの中の作業になりました。ミンミンゼミ、ヒグラシが鳴き、早くもツクツクボウシも合唱に加わっていました。また、騒がしくタイワンリスの雄たけびが響き渡っていました。

 熱中警戒アラートが出ているので作業や時間を縮小して行いました。 広場の周辺の草刈り、ごみの整理を行いました。また、通路に伸び放題になっているアズマネザサやツルなどを草刈り機できれいに刈りました。テーブルの制作も少し進みました。

 福与さんが新設した池にクロメダカも元気に泳いでいます。写真には池で水浴びか水飲みでかタヌキの他にフクロウがはっきり写っていました。


 7月28日(日) 晴れ 33℃

参加者;青木、伊藤、金子、黒柳、島田、村上、福与、堀下、吉沢、中村

 

さすがに里山も暑く汗だくの作業日でした。ニイニイゼミやミンミンゼミの鳴き声が響き渡りました。里山に咲き誇っていたヤマユリの花は作業日には見ることができず残念です。

里山にはヤマユリに似たニガキの香りが漂っていました。2回の里山作業日が雨天中止になったのでアズマネザサが伸び放題となっていました。

 作業は、通路や広場などを中心に伸び出たアズマネザサを刈りました。 ヤマザクララに近いところにあったミズキが立ち枯れていたので伐採しました。 広場のテーブルが腐食したので撤去し作り変えることにしました。 新たにふもとから移設した池に福与さんがクロメダカを提供してくれました。 カメラには夜間タヌキやアライグマが水飲みに来ていました。 また、ハシブトガラスの水浴びなど写り込んでいました。 堀下さんがノコギリクワガタとゴマダラカミキリを捕まえてくれました。


69() 曇り 24

参加者;青木、綾部、井ノ上、菊地、島田、中崎、羽鳥、福与、堀下、村上、村山と娘さん、中村

 

里山内では、タイワンリスのけたたましい鳴き声と追いかけっこ、それを追うカラスにウグイスの声もかき消されるようでした。クワの実とうす紫のムラサキシキブ、コゴメウツギなどの花が咲いていました。

今日のメインメニューは、村山さんによる「野点」です。せっかく茶道の先生が会員なので野点のお願いをしたところ快諾いただいたものです。 椅子に毛氈を敷き、テーブルにはクロスを敷いて茶道具が並べられました。経 験のある方もない方も菓子をいただいただき、茶を立てていただきました。ゆ ったりとした時間が流れました。村山さんありがとうございました。

野点に先立って、どんどん生えてくる笹などの草刈りと新しいテーブルづくりに取り掛かりました。

写真にはフクロウがたびたび巣箱に出入りしているのが映り、ねぐらとして利用しているようです。また、移設した池には水草がはみでたりして何らかの動物が介在しているとみられます。

福与さんが両手バサミの刃を研いできてくれました。

終了後、ハンズに横浜市環境局に提出する森を守る活動に対する支援のための書類を預けてきました。


5月26日(日) 曇り 22℃

参加者;相原(小3)、綾部、菊地、黒柳、澤井、島田、鶴田、羽鳥、福与、村上、吉沢、中村

 

 

 梅雨前の比較的涼しい活動しやすい日となりました。ウグイス、ガビチョウなど(一部不明種)などのさえずりが心地よかったです

 アマドコロやホウチャクソウなど雑木林でおなじみですが、今ナルコユリが数多く咲いていました。ウグイスカグラやサンショウも実っています。またヤマユリも育っています

 樹液には、ケシキスイ、ヒカゲチョウ、オオスズメバチ、モンスズメバチが来ています。初めて参加した相原君は、玉切りの朽ち木からカブトムシの幼虫やコクワガタ(メス)を見つけました。また、コンテナ内にはキイロスズメバチの巣がつくられていました

 ふもとの池は泥の池になり蚊の温床になっていました。以前はクロスジギンヤンマのヤゴやヒキガエルが卵を産んだこともありました。そこで、ハンズの了解を得て中央広場付近に設置しました。泥を洗ってみんなで水を運びました。野鳥の水飲み場などになるといいと思っています。また、梅雨を前にアズマネザサが間延びしているのを草刈機や両手バサミで切り進みました

 ゲンジボタルは市沢側の観察で60頭ほどみられるようになっていますが、仏向側ではまだ観察されていないと報告がありました。気候変動で発生時期もずれています。


5月12日(日) は里山の観察会でした。大人から子供まで、幅広い年代の人たちに参加いただき、里山を体験してもらいました。天気も良く、トラブルもなく終了しました。写真はヘビイチゴとキイチゴです。



4月28日(日) 晴れ 25℃

参加者:青木、綾部、伊藤、井ノ上、鈴木、木村た、黒柳、佐藤、島田、澤井、蔦、羽鳥、福与、堀下、村上、安武、吉沢、中村

 

 初夏のような強い日差しでした。梢ではガビチョウが甲高い声でさえずっていました。

里山の入り口付近のコナラの樹液場には、オオスズメバチの女王が2頭来ていて樹液場をめぐって争っていました。小さなケシキスイも数匹へばりついていました。ナナフシモドキ、コメツキムシ、クロアゲハなど多くの昆虫たちが見られました。また、結婚飛行を終えヨツボシオオアリの女王アリも歩いていました。

満開のキンランも見事に咲き誇り何か所かに散らばっていました。

谷へ降りていくと白色のエビネの大株も見事に咲いていてみんなで観察しました。

腐りかけの(向かって左側の)テーブルをリニューアルしました。キンランの周辺などアズマネザサだけを下草刈りしました。ヤマユリは20数株がつぼみを持っているようです。

フクロウは今日写真などで確認できませんでした。

薪が湿っていたためなかなか火が付かず四苦八苦しましたが、何とか終了近くにカフェ鈴木が開店しました。

 ミーティングでは水源樹林地の活動団体への横浜市の助成制度についての話などがありました。ゴールデンウイークにもかかわらず活動には多くの会員の参加に感謝します。


4月14日(日) 晴れ 21℃

参加者;青木、綾部、井ノ上、岡田、黒柳、鈴木、島田、福与、堀下、村上、中村

 

初夏のような気候でしたが、蒸し暑さはなきさわやかな作業日でした。

 ホトトギスやシジュウカラのさえずりが聞こえ、エナガが梢付近に飛んでいました。クロアゲハ、ルリタテハが舞っていました。森の王者オオスズメバチも何度か現れました。ヒトリシズカ、アマドコロ、ウラシマソウなど雑木林らしさを演出しています。また、ヤマザクラより遅れてウワミズザクラが満開でした。エビネやキンランの開花も時間の問題になりました。ヤマユリも順調に育っています。

 作業は、一週間ほど前の豪雨によって倒れ掛かった木の処理を数か所で行いました。野草に注意しながらアズマネザサなど刈りこみました。

 ミーティングで、巣箱内にフクロウが確認され、野鳥の巣箱にはシジュウカラも入った報告を聞きみんなで喜び合いました。ミーティン後、野草をみんなで鑑賞して回りました。

カフェ鈴木のコーヒーを飲み堀下さん提供のおやつをいただきました。


317() 晴れ 21℃ <臨時里山>

参加者:綾部、井ノ上、金子、佐藤、島田、中崎、中村

桜ケ丘コミュニティのみなさん:14名(子ども5名)

 

少し風が強く動くと汗が出るような春の陽気でした。梢の木の芽もだいぶ膨らんできたのがわかりました。里山のふもとにはムラサキハナダイコンの花が咲き始め、ヤマザクラのふもとにはキクザケイチゲ花も咲きだしました。

みなさんが到着する前に、写真の飾りつけや森のクラフトの材料、秋の作品などを飾りました。

9時半過ぎに桜ケ丘コミュニティの皆さんが到着し里山見学が始まりました。初めにカーリットの森がどんな森か、「“カーリットの森”を守り市民の会」の成り立ちなど話しました。

続いて、里山のいくつかの場所を見学しました。シイタケ栽培の様子、フクロウの巣箱、カブトムシの幼虫探しなど行いました。特に、フクロウの巣箱にはすでにフクロウが入っている様子が伺えるので、少人数ずつ静かに観察しました。

森のクラフトでは、これまでにストックしていた材料を使って楽しんでもらいました。

また、ケーブルTVが桜ケ丘コミュニティの里山観察会の様子を取材しました。


310() 晴れ 11℃ 

参加者:青木、綾部、井ノ上、岡田、金子、菊地、佐藤、島田、鈴木、鶴田、村上、福与、羽鳥、堀下、安武、中村

新人:黒柳

 

数日前に雪が降ったり、雨降りだったりの悪天候が続きましたが、今日は春らしい穏やかな日差しの中で活動が行われました。到着時にはウグイスが鳴いていました。また、ふもとではタヌキも目撃されました。

今日は、前回残された玉切りの5本をロープで引っ張りながら中央広場まで運びました。広場で集えるように丸太の椅子を設置しました。また、フクロウの巣箱の二つ目を設置しました。入口のポリフォーム板にはすでに爪痕が見られ、巣箱を求めて偵察に来ているようです。

それぞれの持ち場の下草刈り、草刈り機による整備を行いました。

合間にカフェ鈴木のコーヒーをいただきました。


211() 薄曇り 10℃ 

参加者;青木、綾部、井ノ上、岡田、小倉(子)、金子、鈴木、鈴木と、佐藤、堀下、福与、村上、安武、中村

 

さすが節分が過ぎ風もなく春近しといった様子でした。数日前の雪もすっかり消えていました。雪が残っていたときはタヌキやハクビシン、アライグマなどにまじってネコの足跡も入り乱れていました。

今日の活動は、何本かの木が雪の重みで折れかかっていたので折れた枝や落下した枝の処理をしました。前回倒した木を玉切りし、ベンチの材料にするためロープで運びました。残っている枯れ葉も集めました。また、50㎝位の木にシイタケ菌を打ち込みましたが3分の1くらいしかできませんでした。

いよいよフクロウの季節に入るので一つの巣箱を入ってくれることを願って木にかけました。いつものように草刈り機や両手ばさみで下草を刈りました。

カフェ鈴木のコーヒーをいただきました。今日は先立ってビデオ「飛ばせてはいけない!オスプレイの危険」を視聴いただきました。

今日は先立ってビデオ「飛ばせてはいけない!オスプレイの危険」を視聴いただきました。


128日(日) 曇り 7

 

参加者:青木、綾部、井ノ上、小倉、かなえ、金子、菊地、佐藤、島田、蔦、羽鳥、福与、堀北、安武、中村

 

どんよりとしていて寒い作業日となりました。ベンチわきのコナラの樹皮にメジロが来ていました。エビネは1センチほど花芽が伸びていました。

前回伐採したコナラの木をシイタケのほだ木にするために60㎝程の長さに切り分け次回シイタケ菌を打ち込みます。フクロウの巣箱の設置する木を内定しました。また、小枝がたくさんあるのでベンチわき集めました。野草が芽を出す前に草刈り機で沢側の斜面を刈り進めました。アズマネザサなどの刈込も行いました。

参加した子どもたちは、木登りしたり、ハンズパオのヤギと遊んだりしました。

新桜ケ丘の地域活動交流会に参加するため早めに作業を終えることにしました。

堀北さんからお菓子の差し入れをいただきました。

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12時から藤塚小で行われた地域活動交流会に参加し、パワーポイントを使って会の活動を話しました。参加者で体育館はいっぱいでした。 


1月14日(日)里山開き 晴れ 9

 
参加者:青木、綾部、伊藤、井ノ上、岡田、金子、佐藤、島田、鈴木、中崎、中村み、羽鳥、堀下、三浦、水村た、村上、安武、吉沢、中村 新人;小倉和子, かなえ(小6

 

昨日、雪の混じる天候でしたが里山は穏やかで作業日和でした。落葉樹はすっかり葉が落ちていました。温暖な春を象徴するようにウグイスカグラの花が咲きだしました。

作業は、大量の落ち葉をかき集め数か所にまとめました。また、アズマネザサを中心に刈り、沢側へのルートの一部を草刈り機で刈りこみました。立ち枯れ木の伐採も行いました。

後半は、里山開きを行いました。先だって能登地震に対して黙とうしました。

その後、各自2024年に向け自己紹介しあいました。また親子の新しい仲間が入会しました。

用意したお汁粉とコーヒーを提供しました。お菓子、フルーツ、ナッツ、漬物などの差し入れをいただきました。

定点カメラで撮影されたど動物たちです。