108日  曇り 21

 

参加者;伊藤、井ノ上、菊地、鈴木、羽鳥、福与、堀下、水村、中村

<新人> 佐藤、安武

 

 本来の秋らしい気候になりました。コオロギの鳴き声が響き渡っていました。作業を進めると、これまでに確認していなかったサワガニ(数匹)が見つかりました。下の沢からかなり登った尾根付近だったので驚きです。また、ルートで死んで間もないと思われるアズマモグラが見つかりました。フクロウの有力な餌です。ルート沿いにモグラの穴がよく空いていることからモグラも相当数いるものと思われます。さらに、朽木を片付けているときにコクワガタの幼虫も見つかりました。

 作業は、下草刈り、テーブルやベンチの補修を中心に行いました。また、落ち葉を集めて腐葉土を作るため細目の枯れた木を伐採しました。

115日のクラフト会の時に使う木の実(ドングリなど)を集めておくことや、ツル、カラスウリなどを事前に場所を確認しておくことをお願いしました。なお工具類、ブルーシートなどの点検なども行いました。

 休憩時カフェスズキのコーヒーをいただきました。

 今日新たに2名方が会員になりました。


9月 24日(日) 曇り 25℃ 
参加者;青木、綾部、井ノ上、島田、鈴木、福与、堀下、村上、中村

 

明け方は涼しいくらいで久しぶりに活動のしやすい気候になりました。

コオロギの鳴き声が響き渡っていました。少し経ち、ツクツクボウシも鳴いていました。また、クロアゲハやアオスジアゲハなど大方のチョウが舞っていました。樹液場にはオオスズメバチ、チャイロスズメバチが交互にやってきていました。一方、タイワンリスがベンチの近くの木を渡り歩く姿がありました。珍しくシマヘビやアオダイショウも姿を見せました。

作業は、広場のベンチ周辺の除草と片付け、里山内のルートの整備、ハンズパオの下の道の除草など行いました。野鳥用の巣箱の設置も行いました。

カフェスズキのコーヒーを飲みながらのひと時は「まったり」がピッタリのひと時でした。


910日(日)晴れ 31

 

参加者;青木、井ノ上、菊地、島田、鈴木、羽鳥、福与、羽鳥、吉沢、中村

 

 台風一過とはならず、夏日復活でむしむしした作業日となりました。

 セミはツクツクボウシが主流でミンミンゼミも啼いていました。ガビチョウの美しい鳴き声聞こえました。樹液にはヒカゲチョウ、オオスズメバチ、チャイロスズメバチ、クロカナブン、ノコギリカミキリなどが見られました。森の道沿いにこの里山では珍しいコガネグモが網を張っているが見つかりました。アカボシゴマダラ(夏型)もゆらゆら飛び回っていました。

 豪雨の後で立ち枯れ木の下に枝が落下していました。

 作業は広場周辺を中心に下草刈りを行いました。この時期、アズマネザサやツル植物の繁茂するのが早くその都度刈り取ります。刈り払機などの整備も行いました。

 打ち合わせでは、11月のクラフトに向け、アケビやフジのツル、ドングリなどを事前に集めるように担当者から話がありました。ブユが発生しているので注意しました。

カフェスズキからコーヒーサービスがありました。

 


820日(日) 晴れ 33℃

参加者;綾部、井ノ上、金子、菊地、鈴木、羽鳥、村上、水村、堀下、中村

 

相変わらず猛暑日と熱帯夜が続いています。下は暑いのに里山に入ると気温は3℃ほど下がります。でも風がなく湿度の高さは、少し動くと汗だくになりました。

近づくとセミの合唱が聞こえてきます。アブラゼミ、ミンミンゼミ、クマゼミ、ヒグラシ、ツクツクボウシなどが時間を変えて合唱しています。今年はツクツクボウシが早めの8日に鳴き始めていました。また、最近タイワンリスはよく目立つようになりました。

 樹液場には多くのクロカナブンがたくさんやってきていました。その近くには2種類のケシキスイもいました。ケシキスイは、立ち枯れの原因となっているカシノナガキクイムシの天敵です。また、モンスズメバチやチャイロスズメバチも樹液場にやってきていました。大型のナガサキアゲハも見られました。

 熱中症アラートが出ているので無理せず、時短での活動をしました。ベンチ周辺、大きな道を中心に刈り込みました。草刈り機の部品が見つかり、次回さらに機動性が増します。中央のテーブルには仮に材を置きました。作業日以外に福与さんがヤマユリの種を回収しました。

  11月予定の「森の作品作り」について皆さんからアイデアをお願いしたいとの担当者から話がありました。


723日(日) 晴れ30

 

参加者;青木、綾部、菊地、島田、堀下、村上、吉沢、中村

 

梅雨が明けました。真夏の日差しが照り付けていましたが意外に里山は涼しく活動しやすかったです。森のあちこちからニイニイゼミやミンミンゼミの合唱が響いていました。また、タイワンリスが私たちのすぐ近くで鳴いていました。

満開時を過ぎましたが里山の道(東)の両脇には、福与さんが丹精込めたヤマユリが咲き誇っていました。堀下さんがどちらかといえば森や林に多いコシアキトンボを持ってくれました。

10日ほど前にスズメバチの巣が新たにコロニーの引っ越しで右側の登りの道沿いの木の根元のうろにできました。そこで、しばらく上に向かって左の道を使うことにしました。

活動は、すぐに伸びてしまうアズマネザサやツル植物を中心に両手バサミや草刈り機で下草刈りしました。また、フクロウの巣箱も来年に向けて下ろしました。チェンソーのブレーキ部分が調子悪く分解しやっと補修することができました。

ミーティングでは、スズメバチの巣や沢に近いところでブユが確認されたので注意を喚起しました。秋に向けて立ち枯れ木の伐採が行われるのでハンズと相談しつつ行うために連絡しあうことを報告しました。さらに、秋の森のイベントに向けてクラフト(木工、リースなど)、絵(絵手紙)、テラコッタ(粘土)による作品づくりややってみたいものを次回にまでに案を出してもらうように提案しました。

 

 

79日(日) 曇りのち雨 30

 参加者;青木、綾部、菊地、島田、羽鳥、福与、堀下、村上、吉沢、中村

 

今日も蒸し暑く、動くたびに汗がにじみ出てきましたが、蚊は暑さのためほとんどいませんでした。

里山でニイニイゼミの合唱が始まりました。初鳴きは7月3日です。ニイニイゼミは抜け殻に泥がついていますが、どちらかと言えば地面の湿気との関係があるからです。近年ニイニイゼミが少なくなっているのは乾燥化の影響と関係がありそうです。

作業は、小径沿い、ベンチ周辺に伸びたアズマネザサやツル草などの下草刈りを中心に行いました。ベンチわきの枯れかかった木の伐採も行いました。前回、フクロウの巣箱にキイロスズメバチの巣ができていましたが翌日に巣を除去し、来年のために巣箱を下ろしました。またヤマユリが樹木の日陰になっていてひと月ほど花期が遅れていたり、一部にカビがついているとの報告がありました。

下草刈りのさなかホソアシナがバチと思われるハチに手の甲を刺されるアクシデントがありましたが、森の活動では十分に気をつけなくてはなりません。

堀下さんからお菓子の差し入れがありました。

途中、雨が降り始めたので早めに終了しました。

 

 

                   ベンチ前のカキノキに

ニイニイゼミの抜け殻が


625日(日)  晴れ 28

 参加者;青木、綾部、伊藤、井ノ上、木村た、島田、村上、羽鳥、堀下、福与、中村

 

梅雨明けまじかで開始直後は、蒸し暑く汗をかきました。

ヤブミョウガ、トラノオの白い花が目につきました。また、ピンクのネジバナが2株咲いていました。際の実が赤く実り入れると甘さが広がりました。ウグイスの鳴き声が響いていました。カラスの悪戯でしょうか、ノコギリクワガタの頭が2つ落ちていました。

久しぶりの活動で倒木や伸び切ったアズマネザサ、つる植物などを処理しました。外周のルートと水道路へのルートの倒木処理をしました。

また、ヤマユリは世話の甲斐があり開花が楽しみです。フクロウは期待していましたが、残念ながら画像からはアライグマの干渉があり今年は無理なようです。巣箱を回収しようとしたところ、キイロスズメバチが巣箱の天井に巣を作り始めていました。後日生け捕りにします。

休憩では、カフェ井ノ上の冷たい麦茶と堀下さんの差し入れをいただきました。

528日(日)晴れ  24

 

参加者;青木、綾部、井ノ上、小川、高崎、菊地、中村ぶ、羽鳥、堀下、福与、水村、村上、中村

斎藤(新人)  別メニュー;金子、中村

 

 強い日差しのわりに蒸し暑さのないすがすがしい感じで活動しやすかったです。

前回、観察会と重なりひと月ぶりの活動でアズマネザサが間延びしていました。春一番で咲いたキブシがブドウの房のようにしっかり実をつけていました。ヤマユリやオカトラノオが花芽をつけていました。

 樹液場には、オオスズメバチ、ノコギリクワガタのメスがいました。やや大きくてゆらゆら飛んでいたのは春型のアカボシゴマダラです。

 帰りがけチョウゲンボウらしい羽根が駐車スペースに落ちていました。

 作業は、下草刈りの中心は間延びしたアズマネザサです。草刈り機でみちや周辺を刈りました。また、登り口付近の樹液場の近くのやや細い立ち枯れ木を伐採しました。

 ミーティングではフクロウの繁殖の可能性の報告があり歓声が上がりました。

菊地さん、堀下さん、中村より差し入れがありました。作業の服装についても話がありました。新人の斎藤さんの紹介もありました。また、綾部さんの里山復帰心から心から喜びました。


422日(日)  晴れ 16

 

参加者;青木、井ノ上、岡田、金子、菊地、鈴木、島田、羽鳥、福与、堀下、三浦、水村、村上、中村

 

 昨日の寒さはなく、本来の春のすがすがしさがありました。

里山にはウグイスやガビョウの鳴き声が響き渡りました。また、大型のクロアゲハ、

モンキアゲハ、アオスジアゲハ、ナガサキアゲハが舞っていました。また、コナラの樹液には巨大なオオスズメバチやモンスズメバチの女王バチもやってきていました。

野草は、ホウチャクソウ、アマドコロ、ナルコユリが咲き、キンランが2か所に種が飛んだようで離れたところで花が咲きました。コゴメウツギも咲きました。このところ見つかっていなかったギンランも2株見つかりました。ウグイスカグラはうっすら赤い実をつけていました。キアシドクガが今年も大量に発生しています。

 沢に下りる道や水道道へ抜ける近道へ道の除草や倒れかかった木の一部処理を行いました。倒れかかった木は太く危険なのでロープを張りました。ヤマユリの球根はほとんどしっかり育っています。アズマネザサは気が付くと伸びていているので小まめに刈っています。

 休憩時カフェスズキのコーヒー、金子さんが持ってきてくれのギンナン、サクランボなどで一息つきました。


49日(日) 晴れ 16

参加者;青木、井ノ上、菊地、島田、鈴木、金子、羽鳥、福井、福与、堀下、水村た、村上、吉沢、中村 

 

始まる頃は肌寒いくらいでしたが、すっきり晴れ渡り爽やかな春を肌で感じました。ガビチョウやウグイスのさえずりがあちらこちらから聞こえてきました。ヤマザクラやウワミズザクラもほぼ咲き終わっていました。アマドコロ、ホウチャクソウ、ウラシマソウが咲き始め、キンランが芽を出し、エビネの花穂が伸びてきました。また、手入れしているヤマユリの芽もだいぶ伸びてきました。いつもより2週間ほど足早に春が進んでいます。

2日前の風雨で太い枝の落下などもあり処理しました。アズマネザサは地表に日蔭を作るため辛抱強く切っています。ベンチ前のカキの木にロウヤガキなどを金子さんの指導で接ぎ木しました。専用テープがなかったのでうまくいくか結果を見守りたいと思います。フクロウは収められたカメラで巣箱に来ている様子がうかがえました。

休憩時に金子さんが掘り上げてきた新鮮で大きなタケノコを焼いたり、刺身風にそのままいただいたりして春を楽しみました。菓子の差し入れと併せカフェスズキのおいしいコーヒーを楽しみました。

ミーティングでは会の規約改正案について報告し、横浜市の助成を受けたハンズゴルフの立ち枯れ木伐採計画を話しました。また「投票に行きましょう」の訴えもありました。

 


 参加者;青木、伊藤、井ノ上、岡田、金子、鈴木、島田、菊地、鈴木、羽鳥、福与、堀下、三浦、水村は、村上、吉沢、中村

     別メニュー;金子、羽鳥、中村

   風が強く空気も真冬並に冷たかったです。昨日来の強風もあって、シイタケの榾木の前の道を立ち枯れ木が倒れていました。春は足踏みしていますが、ウグイスカグラの花は十数個開花していました。

   作業は、金子さんが持参した板材と前回伐採した木を玉切りにしてテーブル2脚と丸太のベンチをたくさん作成し皆さんが休憩時すわれるようになりました。また、新しい道も歩きやすいようにアズマネザサの根元を切りました。春の野草の発芽のため下草を切り込み、ヤマユリの養生をしました。

   うれしいお知らせです。フクロウが巣箱にやってきた形跡が見受けられ、カメラにもフクロウが巣箱内を窺う様子が映り込んでいました。   

   前回、新人の菊地さんの自己紹介の機会をとれなかったので改めて各人の自己紹介と併せて行いました。休憩時にはカフェスズキのコーヒーをいただきました。また、新年度の会費の徴収も行いました。

 里山活動は、コロナ禍の前のように、作業の途中で休憩をとり、ミーティングを行うようにしました。


212日(日)うす曇り 15

 参加者;井ノ上、岡田、金子、島田、鈴木、羽鳥、福与、堀下、水村は、水村た、村上、吉沢、中村

    新人・菊地さん

 

 乾いていた里山も春の雪(のち雨)で地面もしっとりと湿り、いよいよ季節が入れ替わっ

てきたようです。コジュケイの囀りやタイワンリスの活動も始まりました。里山の春一番ウ

グイスカグラの可愛い花が咲き始めました。ふもとではフキノトウも顔を出しました。

 作業は、いつものアズマネザサなどの下草刈り、倒木で道をふさいでいるところの処理、

里山への近道のルートの整備、ベンチわきの立ち枯れ木の処理、玉切りなど行いました。

作業後のチェンソーの整備なども行いました。

 また、カフェスズキの暖かいコーヒーや差し入れのお菓子をいただきました。

 作業後のミーティングでは、市内の緑地での木の伐採時での事故の報告があり安全への

心がけの大切さをかみしめました。また会計担当から会費の納入が落ちていることについ

ての話などがありました。

 


18日(日) 晴れ 12

  参加者;青木、井ノ上、岡田、金子、島田、鈴木、中崎、中村み、中村ぶ、羽鳥、堀下、水村は、水村た、村上、福井、福与、吉沢、中村ま

 

風もなくとても穏やかで、日差しのぬくもり身に受ける冬の雑木林の良さを感じさせてくれました。樹幹にはエナガが飛び回り、コジュケイの鳴き声が響いていました。

作業は、枯れ葉を集めたり、アズマネザサを刈ったりしました。また、踏まれないように野草の目印をつけました。そのほか各自の活動をしました。

繫殖期を控えたフクロウの巣箱かけを行いました。昨年よりやや高さをやや下げて2個設置しました。箱自体大きいので、設置には人手のあるときを選びました。梯子をかけロープなどでしっかり固定しました。カメラの設置、フクロウが入ったことの目印になるウレタン板やカメラの設置は次回に行います。

後半は、里山開きに移りました。あいさつと参加者一人一人の抱負を発表した後、お汁粉で乾杯し、今年の里山への思いを新たにしました。

井ノ上さんと中村が炭を起こし、中村みが小豆を煮てお汁粉にしました。たくあん、フルーツも差し入れました。チョコは吉沢さんの差し入れです。カフェスズキがおいしいコーヒーを入れてくれました。皆さんの会話が弾み、里山の楽しいひと時を過ごしました。

 


2023里山日誌


10月9日 曇り 21

 参加者;青木、伊藤、岡田、島田、羽鳥、福与、村上、吉沢、中村

  別メニュー;金子、渡邊、中村

 

昨日までの記録的な低温状況は、少し和らぎ風もなく作業しやすい日となりました。コオロギの音色が響いていました。あちこちにジョロウグモの「関所」に行く手を阻まれました。見上げるほどの高さにキイロスズメバチの巣が見つかり観察しました。まだハチが出入りしていました。

ゴンズイの赤い実が目につきました。カワラタケをはじめ何種類ものキノコが目につきました。また、ヤマイモの花や実、カラスウリの実も見つかり11月のイベントに使えそうです。

 作業は、イベントの準備を兼ねベンチ周辺を中心に下草刈りをしました。また刈払機で周回路の草を刈りました。腐葉土のための落ち葉集めも行いました。


2022里山日誌


1214日(日)晴れ 15 

参加者; 青木、綾部、岡田、小川、澤井、島田、羽鳥、福与、堀下、水村た、村上、中村 

  風もなく穏やかで少し動くと上着を脱ぎたるよう陽気でした。里山全体に落ち葉が覆い径が隠れるほどでした。シジュウカラなどの野鳥のさえずりが聞こえる静かな里山でした。

  作業は、小径などの落ち葉を腐葉土にするように何か所に集めました。また、ヤマユリの移植しところにアズマネザサで支柱を立てました。長物倉庫も組み立てが進みました。フクロウの巣箱設置場所も設定しました。刈払い機で立ち枯れの多い左手の側の方を刈込ました。新しい上り道の整備も行いました。


11月28日(日) 快晴 18℃
参加者:青木、井ノ上、金子、澤井、鈴木(さ、と)、島田、中村、羽鳥、福
与、
古崎(新人)、堀下、水村、村上、渡辺、綾部

雲一つない秋晴れに恵まれました。日影でじっとしていると寒さを感じました
が 活動中は快適でした。
コジュケイ、シジュウカラ、エナガらしい野鳥、の声が聞こえました。やぶ蚊
も 活動を終えたようで昆虫類は目につきませんでした。マンリョウの実が色づ
いて いました。
ウイークデーに渡辺さんと金子さんが薪の運び出しと勾配の緩い新しいルート
の 計画と草刈りをしてくれました。現ルートが直線的で雨水が流れ出しやすい
のと 乾燥化がひどいので、とにかく新しいルートを設定ことにしました。  
   
本日は新しい道づくりの他に、下草刈り、長尺の道具用倉庫のサイドパネル作
成、 フクロウの巣箱の取り外しと手入れ、ヤマユリの移植、「ほどがや里山」
の看板 の仕上げと設置、などを行いました。新しい看板の前で記念撮影をし、
終了前に ストーブで沸かした湯で鈴木さんのコーヒーを頂きました。


11月6日(土)快晴 20℃

参加者:(スタッフ) 綾部、井ノ上、島田、鈴木(2)、中崎、中村(2)、福
井、村上、渡邊、 
  
(参加者、子供2人を含め20名+3名)

秋晴れの暖かい日差しに恵まれ、風も穏やかで絶好のイベント日和になりました。
里山付近ではコジュケイの鳴き声が聞こえ、ホトトギスやミズヒキ、ツワブキの
花が見られました。
スタッフは8時半に里山に集合して準備を整え(寄贈者不明の珍しい木の実が用
意されていた)、9時前からハンズ前のバス停付近でゲストを迎えました。9時過
ぎにハンズ横の坂を下り、つる草や笹竹、花やカラスウリなどの実などを採集し
ながら空き地から紅葉の始まった沢伝いの道を経て10時過ぎに里山につきました。
井ノ上さんの蝶の標本、フクロウなどの写真の展示を観賞してから鈴木さんの指
導を受けながら採集した植物によるクラフト作りにかかりました。「作成にかか
る前に完成後のイメージを持ち、そこに向かって作業することが大切だ」という
鈴木さんの言葉が印象に残りました。
11時半過ぎに製作を終わり、観賞した後散会しました。
なお、参加できなかった金子、小野寺ここ葉(中2)、柊馬(小6)の3名は作
品作成し参加しました。
渡邊さんは伐採した樹の処理作業をしました。


10月24日(日)快晴 21℃
参加者;青木、鈴木、中村、羽鳥、福与、堀下、水村、渡邊、綾部

前回10日は作業開始後に雨に見舞われましたが、本日は雲一つない風も穏やかな
秋晴れに恵まれました。

コジュケイとカラス、ほかに名前の分からない野鳥の鳴き声が聞こえました。
黄色の蝶が飛び、カミキリムシの幼虫が見られました。やぶ蚊の時期は終わった
ようです。カラスウリの実が鮮やかな朱色になり、ホトトギスが満開、ヤマイモ
の花、ミズヒキが咲いていました。

作業は、12月6日のイベントのための資材集めと道具の点検、下草刈り、玉切り
した樹の薪割、長物の要具収納庫の材料準備、看板作りなどを行いました。


1010日(日)小雨 22

 参加者;青木、綾部、井ノ上、金子、羽鳥、福与、水村た、村上、渡邊、中村 

今日は、天気予報が外れ、霧雨状態からしっかり濡れる雨となりました。里山ないではクサギの実が目立つようになり、ヤマイモ類のムカゴも目に付くようになりました。

薪割り、下草刈り、刈払い機でも作業を行いました。また、設計図を変更して長物入れサイズ確認などを行いました。10時前には雨脚がひどくなり解散しました。


9月26日(日) 曇 21

 参加者;青木、井ノ上、島田、鈴木、中村(文)、村上、羽鳥、福与、堀下、

水村(初)、(太)、中村     <別日程>薪割り 渡辺、綾部

  久しぶりにさわやかで作業しやすい気候でした。コオロギの鳴き声が響いていました。25度に達しなかったのでセミも鳴きませんでした。(25度を超えると10月中旬でも森ではセミの鳴き声がします)少しずつ葉も落ち始めています。キブシ、ゴンズイの実が目につくようになりました。またヤマイモの花やムカゴも見られました。

 作業は、刈払機や両手バサミによる下草刈り、看板づくり、木の実や蔓や小枝などイベントで使うものを採集しました。また、長物入れについては打ち合わせを行いました。


912日 曇 27

 参加者;青木、綾部、伊藤、金子、羽鳥、福与、堀下、水村、村上、中村

 

朝から微妙な天気でしたが、奥に入らなない限り濡れることはありませんでした。

夏のセミと秋のコオロギが鳴いていました。モンスズメバチは、10m離れたコナラの樹洞に引っ越していました。

秋らしく、ドングリやクリが実をつけていました。街中ではキンモクセイやヒガンバナも咲き始めました。上りの途中で30㎝ほどの小さなシマヘビがいました。近年シマヘビも減少傾向にあり保護する必要があります。

作業は、古い長物いれの解体をほぼ終えました。刈り払い機で中央の広場を中心にきれいにしました。そのほかアズマネザサを刈りこみました。


2021里山日誌


4月25日 晴れ 21

参加者 青木、伊藤、井ノ上、小川、金子、澤井、島田、鈴木、高崎(2)、中村、羽鳥、福井、福与、堀江、堀下、三浦*、水村(2)、渡辺、綾部(*は新人) 


 快晴に恵まれ新緑の里山は4月中なのに初夏の気配が感じられました。
キンランは20株以上が開花、エビネは満開を過ぎ、ウグイスカグラは赤い実をつけていました。オオスズメバチが飛来し、下の池にはオタマジャクシが見られました。ウグイス、コジュケイ、シジュウカラの声が聞こえ、ヒヨドリが大発生しているキアシドクガを食べていました。
 新人四人を加え21名でのにぎやかな活動となりました。
作業は、道具倉庫の屋根工事、倒木の玉切り、下草刈り、樹木名の札かけ、看板作り、切った丸太の薪割、などを行いました。
 金子さんからサクランボの差し入れ、鈴木さんからコーヒーのサービスを受けました。堀江さんは会計監査の書類を届けていただきました。


  

4月11日(日)晴れ 18℃

参加者 青木・綾部・伊藤・井ノ上・岡田・金子・鈴木(徹、さおり)・島田・堀下・福井・福与・水村(太)・中村

風もなく清々しい里山活動日和で何をするのも気持ちいいひと時でした。立ち枯れ木の伐採後で日当りの良くなった場所は特に野草が元気よく芽吹いています。ウワミズザクラはたくさん咲きましたがほぼ花は終わりました。ウラシマソウ、エビネの一番早く咲き始めた群は見事に満開となりました。アマドコロやホウチャクソウもあちこち咲いています。タツナミソウも小さいながら咲き、ガマズミも沢側の斜面に咲きました。またミヤマザクラと思われる木も2本見つかりました。アゲハ類が飛び交っていました。目の前でセンチコガネが降り立ちました。タイワンリスの樹皮を剥が  した後も見つかりました。

作業は、野草に気を付けての下草刈り、玉切り、工具小屋の屋根補修、椅子の補修、登り口の一部手直し、島田さん提供のクヌギ幼木の植樹、カメラチェック、ストーブ設置直しなど多岐にわたり行いました。  鈴木さんのコーヒーをおいしくいただきました。


3月28日(火)(臨時開催)

今日、羽鳥さんが用意したクヌギとコナラを植樹しました。

第一弾ということで日当りのいい場所に植えました。

ウラシマソウが咲いていました。


    328日(日)曇りのち雨 20
 参加者:青木、伊藤、井ノ上、岡田、金子、鈴木、島田、中村、羽鳥、福井 

    福与、堀下、綾部 水村

 暖かい曇りの日で、櫻は既に散り始め樹々の新芽が出始めていました。里山入
り口付近にはショカッサイ、ノジスミレ、ヒメオドリコソウが、山にはシュンランが咲いていました。タラの芽ものびていました。ヤマザクラはほぼ満開になりました。エビネは蕾が伸び始めていました。コジュケイの声が聞こえました。
フクロウの巣箱二つのうち東側には営巣のしるしが見られましたが西側にはタイワンリスが住み着いていました。
 作業は笹・下草の刈り取り、切り倒した樹の

玉切り、道具倉庫の屋根の修理、看板の製作、                 

カメラチェック、ストーブ置き場の整備などを

行いました。
 作業を早めに切り上げ、10時過ぎから事務局の

ミーティングを行いましたが、その最中から予報

通りの雨に見舞われました。意見交換は資料を

ベースにメール交換で行うこととしました。


3月14日(日) 晴れ 18℃

参加者: 青木、綾部、井ノ上、岡田、金子、鈴木徹、さおり、島田、堀下、福井、羽鳥、松井、水村初男、太一、中村

 

昨日の豪雨がうそのようにすっきり晴れ渡りました。雷もあってシイタケが出始めました。始業前には、ガビチョウの澄んだ鳴き声やコジュケイの声が響き渡りました。また。キブシの薄黄色い目立つ花穂が垂れるように咲き始めました。下の池ではミズアブの幼虫が泳ぎ始めました。

作業は、引き続いて玉切りと整備、下草刈り、屋根用の竹材の節取り、カメラチェックなどをしました。玉切りは時間がかかります。まとめたりするのも大変でした。昆虫生態観察木の仕掛けづくりをしました。

玉切りした材のキクイムシの殺虫や運び出しも課題です。

嬉しいお知らせとして、フクロウの巣箱にフクロウが出入りするのがカメラに映っていたことです。静かに見守りたいと思います。


 

2月28日(日)晴れ 15℃

参加者 青木、伊藤、井ノ上、金子、鈴木、島田、 中村、羽鳥、福井、福与、堀下、綾部、水村建設<社長 水村JR 長江>

2月の最終日、気温は低めでしたが快晴無風で陽射しがあり、体を動かすと汗ばむほどでした。里山入り口付近には諸葛菜、ヒメオドリコソウ、オオイヌノフグリの開花が認められ、広場付近では咲き始めたウグイスカグラにヒヨドリが来ていました。シジュウカラ、アオゲラが見られ、ガビチョウの声が聞こえました。
 作業は定点観測カメラの点検、道具倉庫の屋根材の竹の工作、昨年11月・12月に伐採した古木の玉切りと整理、下草刈りなどを行いました。作業後に鈴木さんが淹れてくださったコーヒーをいただきました。終礼時に水村建設の皆さんのお話を伺い皆の自己紹介をしました。


214日(日) 晴れ 14

  参加者 青木、綾部、伊藤、井ノ上、岡田、島田、鈴木、羽鳥、福井、福与、堀下、松井、中村

 

 風も弱く、日差しが暖かく春幕開けといった里山で一仕事終えると汗が出るほどでした。

ふもとにはフキノトウも頭をもたげ、ショカッサイ(ムラサキハナダイコン)も一輪が咲き出していました。ただ、ヒキガエルが昨年はすでに池に来ていましたが今年は遅れています。始まる前にはタイワンリスが地面で餌探しをしていました。また、メジロも3m先にいるのが観察できました。

 作業は、まだまだ残るアズマネザサやツルの下草刈り、渡邊さんと秋山さんが立ち枯れ木を何本か伐採した後の残りの玉切りと整備、工具小屋の屋根に使う竹の半割、看板の掘り込みなど分担をして進めました。竹割作業はなんとか終わりました。

 秋山さんから寄贈された薪ストーブで、井ノ上さんと鈴木さんが用意したカレーライス、コーヒーで一息つきました。堀下さん飴ありがとうございます。松井さんナタありがとうございます。

 フクロウは、巣箱に立ち寄った形跡がありました。

 まとめの打ち合わせでは、羽鳥さんからキクイムシの処理についての話がありました。


 26日(土)(臨時開催)

参加者  秋山、井ノ上、鈴木と、さ、渡辺、羽鳥、中村、金子(新人)

 樹木伐採と玉切りなど  


2020里山日誌


1216日 竹切り 青木、綾部、島田、羽鳥、中村

1224日、28日 フクロウ巣箱かけ 青木、中村 


213日 晴れ 15℃

参加者 綾部、井ノ上、小野寺(柊)、加藤、鈴木、島田、羽鳥、堀下、福井、村、岡田、松井(里山新人)

 

とても穏やかに晴れて温かさを感じるほどで、カナヘビも思わずうろうろし、ナミテントウもベンチで日向ぼっこしていました。フユシャクガはあちこちにゆったり飛び、ハナアブは低くホバリングしていました。ベンチの奥でオオカマキリの卵嚢が2つ見つかりました。

低木のマンリョウが見事に実をつけ里山を彩っていました。伐採木の倒れた奥にエビネの株が新たに2株見つかりました。

作業は11月30日と12月6日に渡邊さんたち(3名)が立ち枯れたコナラを伐採しましたが、倒した木の玉切り(40㎝)にしました。また、玉切りにした材をまとめて積み上げました。広場から左奥斜面に向かって刈払いや下草刈りをしました。また、小道の落ち葉をかき集めました。

日頃ついおろそかにしてしまうハサミの刃を研いだり、工具小屋のビスなど整理したりしました。里山の表示板の作成にも取り組んでいます。

9日に巣箱修理をしましたが一部作業が残り設置は後日行います。


1129日  渡辺、秋山(他1名)  綾部・中村

126日  渡辺  中村


1122日(日)晴れ 20
 参加者 青木、伊藤、鈴木さおり・徹、島田、中村、羽鳥、福井、福与、堀下、綾部

雲はあるものの陽射しもあり、爽やかな秋の日でした。山には落ち葉が積もっていましたが、この秋は台風が襲来しなかったこともあって樹々には紅葉半ばの葉がまだ残っていました。
ヒヨドリ、ハシブトガラス、タイワンリスの声が聞こえました。
アカスジキンカメムシ(越冬前の幼虫)、カミキリ幼虫(大型のミヤマカミキリか)が発見されました。このカミキリ幼虫は鈴木さんが自宅で他の幼虫と共に育てることになりました。倒木の樹皮の中にナラ枯れ病の原因となるカシノナガキクイムシが数匹みつかりました。
 作業は通路わきの下草刈り、落ちた枝の整理、ナラ枯れ病にかかった樹のマーキング、看板の作成、懸案事項だったフクロウの巣箱の取り外し・内容点検(枯れ枝と棕櫚の繊維で作られたタイワンリスの巣が存在)・整備を行いました。巣箱は位置を変えて後日再設置の予定です。


10月25日(日) 曇り後晴れ 21℃

参加者 青木、伊藤、井ノ上、島田、鈴木、長安、中村、福井、堀下、綾部
 9月から10月にかけて週末は雨続きでしたが、
今日は曇り後晴れで秋らしい爽やかな日でした。 桜の葉も頂部から徐々に紅葉が始まり、ヒヨドリジョウゴの赤い実、ムラサキシキブの濃紺、カラスウリのオレンジの実が見られました。

 オオカマキリの大きな腹の雌、野鳥の巣を見かけました。

作業はナラ枯れ病に侵された直径約40cmのコナラの伐採(カシノナガキクイムシの幼虫と成虫が居ました)、ベンチと用具庫の扉の修理(長安)、里山の看板の作成(鈴木)、下草刈り、イベントのための材料の下見などを行いました。

 終了後、チェンーンソーや刈り払い機の手入れや燃料の

補給について意見交換をしました。


  10月11日(日)曇り 20

参加者 綾部、島田、長安、福井、羽鳥、堀下、中村

 台風一過とはならず、開始頃は霧雨も残っていました。シマカも深いヤブを除いてほとんど見られませんでした。マユミの赤い実が秋らしく、ふもとにはホトトギスの花が咲いていました。モズの鳴き声も聞こえました。

台風の影響もあって立ち枯れていた大木が工具小屋に倒れかかっていました。それを片づける仕事に追われました。カシノナラキクイムシによる「ナラ枯れ病」が相当数の老木に見つかっています。今後その対策が課題です。

工具小屋は屋根部分に影響しましたが、みんなで苦労して作ったログハウス風に組んだところは無事でした。壊れた竹の屋根は取り払ってブルーシートなどで仮屋根を造りました。


928日(日)曇り 22
参加者:青木、島田、長安、中村、羽鳥、福井、堀北、綾部 
 23日肌寒い秋雨の日が続きましたが朝には上がって昼前には青空ものぞきました。 里山の地面は湿ってぬかるみ加減、やぶ蚊が飛び交っていました。 猛暑が収まって草木も元気を取り戻したかのように生い茂っていました。 里山入り口の栗の木に大きくなったイガが開き始めていました。
カラスが鳴き、アブラゼミ・ツクツクボウシの鳴き声が聞こえました。ジョロウグモ・コオロギ・産卵真近のハラビロカマキリが見られました。
東斜面の巣箱は空の状態でした。作業はベンチの修理、下草刈りを行いました。刈り払い機に羽鳥さんが購入したショルダーベルトを取り付け、既存分と併せて2台の作動確認をしました。
島田さんが手配してくださったボランティア活動保険への加入手続きが終わり、加入者証が発行されました。


913日(日)曇り 25

参加者  綾部、伊東、鈴木、島田、長安、羽鳥、福与、中村

  まちなかでは、セミの鳴き声が激減しましたが、森の中ではミンミンゼミ、ツクツクボウシ、アブラゼミが時間をずらして合唱していました。また、スズメバチというと夏をイメージしますが、工具小屋の奥の樹液場にはオオスズメバチ、キイロスズメバチ、コガタスズメバチ、モンスズメバチ、ヒメスズメバチが次々に飛来していました。ベンチの椅子にオオハキリバチも巣づくりに励んでいました。湿気が高くシマカが寄ってきました。

植物ではミズヒキの花やキブシのみ実が目を引きました。

作業は、雨天の中止なども続いたので下草刈りが追い付かない状態です。登り口の里山の看板がだいぶ朽ちてきたので新しく製作を始めました。

里山でのケガが全快した島田さんが復帰しました。


8月23日(日)曇り 28℃

参加者 青木、井ノ上、小野寺こ、鈴木、長安、中村、羽鳥、堀下 綾部

 8月に入ってからの晴れ続き、ここ2週間ほどの猛暑にピリオドを打つかのように昨夜は雨、本日は久しぶりの曇りになりました。気温はやや下がりましたが動けば蒸し暑く、やぶ蚊が大量に発生していました。

アザミが咲き、クヌギの樹にはヒカゲチョウがたかっていました。

工具小屋付近で飛べなくなったオオスズメバチが居ました。下のネット下の付近にアオゲラが居ました。作業は下草刈りと落下した枝の整理で通路の脇を重点的に行いました。倒れた朽木を切って纏めました。

羽鳥さんが要具の刃を研ぐための道具を持参してくれました。

新型コロナ対策のために密になる事を避けて行動し、暑気対策のため10時半過ぎ早めに切り上げました。


8月9日(日)晴れ 31℃

 参加者 青木、綾部、井ノ上、小野寺こ、鈴木、長安、羽鳥、福与、堀北、中村

連日の暑さは、里山がやや気温が低いとはいえ、作業は結構厳しいものがありました。 里山では、ミンミンゼミの大合唱とタイワンリスの「雄たけび」が響き渡り、森の奥ではヒグラシが涼やかに鳴いていました。 地面に目をやると、サムライアリが結婚飛行のため、触角の白いオスアリが巣穴付近で飛び立つのを待っていました。樹液場にはオオスズメバチが飛来していました。

作業は、伸びきったアズマネザサを道に沿って刈り取りました。その際、クヌギの実生など除けて刈りました。また、今夏見事に咲いた県花のヤマユリや稀少な野草の周辺を刈りました。 昨年の台風で折れた幹や枝が最近になって落下するケースが多く、その処理もしました。ハンズの社長さんとの話、島田さんの事故報告、ボランティア保険への加入などについて報告しました。今回もコロナ過のスフィジカルジスタンや熱中症な対策をとりながら行いました。


月12日(日)晴れ 30℃ 

参加者 青木、綾部、伊藤、羽鳥、堀下、吉弘、中村、長安
 梅雨のやみ間の貴重な晴れですが、蒸し暑さは半端ではありませんでした。
ニイニイゼミの遅い初鳴きが本格的な夏を知らせていました。
樹液場では8匹くらいのカナブンが場所をめぐって押し合い、別の樹液場では、4種のスズメバチが場所とりで争っていました。時々コジュケイの鳴き声も響いていました。モンキアゲハやキチョウ舞っていました。
福与さんが数年かけて大きな株に育て上げたヤマユリは2本が
開花し、青木さん作成の洒落た「私はあなたのものではありません」のタグをつけました。
 作業は、2回雨で中止になっていたのでアズマネザサが繁茂し
ているので広場や径に沿って刈り込んでいきました。また、落下したヤマザクラやコナラの長い枝は切って整備しました。
 前回に起きた落下事故やハンズゴルフの再整備についても報告し
ました。羽鳥さんより、作業の安全とボランティア保険について
話がありました。


5月24日 晴れ 22℃ 

参加者: 青木 小野寺こ 島田 鈴木 中村 羽鳥 福与 堀下 綾部

 昨日まで日照時間なしの肌寒い日が1週間近く続きましたが、今日はさわやかな晴天に恵まれました。新緑の森の中にカラス、ガビチョウ、ウグイス、シジュウカラの声が響き、広場への坂道途中の巣箱にはシジュウカラの番が出入りしていました。樹林の下から上までキアシドクガが乱舞し、クロアゲハの飛翔も見られました。

里山入り口付近にはシロツユクサが一面に咲き、道具倉庫の付近にはアマドコロが咲いていました。

作業は下草の刈り取り、落下した枝の整理などを行いました。梟の巣箱は空でしたが、休憩に使われている気配がうかがわれました。風倒木の処理も行いました。

 

*里山の事故報告

昨年の秋の台風で多数の倒木が発生し、現在も多数あります。日常の里山活動は下草刈りを基本としていますが、これらの倒木の処理も可能な限り行ってきました。

当日の午前10時20分頃、里山の整備に参加していた会員の島田眞弓さんは、折れた二股の倒木が別の樹木に倒れかかっていたので、ノコギリで切り落とすために2mほど登り作業に入りましたが、二股の片方の枝を切っているときに、バランスを崩し地面に落下。その際、木の根元付近に落下し背骨の骨折が判明し、手術、リハビリを経て9月中に全快復帰の予定です。


 5月10日 曇り 22

 参加者  青木(前日カメラチェック)、綾部、伊藤、遠藤、小野寺こ、小野寺し、澤井、島田、羽鳥、福井、福与、堀下、中村

 

少し蒸し暑く今にも雨が降りそうな厚い雲が広がっていましたが、それよりもカラスの大群が里山を占拠しているかと思われる状況でした。フクロウがカラスとの争う姿がカメラにも映りプレッシャーを受けているようで巣を放棄しています。

また、タイワンリスもけたたましく鳴いていました。それでもホトトギスは囀っていました。小鳥用の巣箱にはシジュウカラが入っています。

中央ベンチの沢側のエビネと奥の谷あいの白花のエビネ群も咲きました。白花のエビネが昨秋の台風で樹木が倒壊しそのあおりを受けていました。その近くにこれまで未確認だったキンランの5本の株が見つかりました。また早くもキアシドクガやシャクガなどの幼虫など多数見つかりました。あおりを受けて植樹したクヌギが丸坊主になってしまいました。

作業は下草刈りを中心に行いました。各人がそれぞれの場所に散らばって[中村1] 行いました。ふさがれている外周路も少しずつ整備しました。


4月26日 晴れ 20

参加者; 青木、伊藤、遠藤、小野寺ここ葉・柊馬、澤井、島田、鈴木, 中村、羽鳥 福井 福与、吉弘、綾部

 強い南風が尾根で遮られて里山は暖かく穏やかな春日和、樹々の新芽が目に眩しいほどでした。季節は初夏に移ろうとしています。ヒメオドリコソウ、ムラサキケマン、アマドコロ、ホウチャクソウ、キンラン、エビネ、タチツボスミレの花が咲いていました。ウグイス、カラス、シジュウカラ、コジュケイの声が聞こえました。 巣箱にフクロウの姿は見えず、巣の中にも産卵の跡は見られませんでした。10時過ぎ、気温が上がると多数のクロアゲハ、ナミアゲハが飛来しました。島田さんが移植されたクヌギは無事活着しました。

作業は定点観測カメラのチェック、下草刈り、落下枝の整理などを行いました。新型コロナの流行も考慮し、作業時間は早めに切り上げました。


4月12日(うす曇)12℃

参加者 青木、綾部、井ノ上、小野寺ここ葉、柊馬、北村、鈴木、島田、堀下、福井、吉弘、中村

  春本番になり、アマドコロ、ウワミズザクラ、ホウチャクソウ、キランソウ、タチツボスミレ、ノジスミレ、ムラサキケマン、ヒトリシズカの花を観察できました。また、エビネは南斜面下の群落の一つが30本ほどの花穂が見事に開花しました。 シジュウカラ、コジュケイ、ホトトギスのさえずりが響き渡りました。曇って気温も低かったので昆虫類はヨツモンクロツツハムシと思われる小さな甲虫だけで目立ちませんでした。フクロウは、巣箱からわずかに頭が見えるように休んでいました。  作業は、野草の新芽に注意しながら下草刈りをし、枝の整理もしました。 また、島田さん宅で大きく育ったクヌギの実生を植樹


3月22日(日)晴れ 20℃

参加者: 青木、綾部、井ノ上、遠藤、北村、鈴木、島田、澤井、中村、堀下、福井、福与、吉弘

 晴れて暖かく、体を動かすと汗ばむほどでした。山桜の大木の開花が始まり、ウグイスカグラ、ハナダイコン、ヒメオドリコソウ、シュンラン、タチツボスミレが咲き、樹々の新芽が吹>き始めていました。 複数のキチョウ、小ぶりなアゲハチョウ(春型)が舞い、ウグイス シジュウカラ タイワンリスの鳴き声が聞こえました。 シジュウカラの番が巣箱の周辺で見られました。 ついに、フクロウの巣箱に、フクロウが住み着きました。 会員たちが順番に遠くから「生フクロウ」の頭部を観察して喜びをともにしました。作業は 下草刈り、林床に散乱する落下枝の整理、定点観測カメラのチェック、シイタケの榾木の用具小屋裏手への移設、外周路の片付けなどを行いました。


3月12日 里山日と合うことが少なく休校措置中だったこともあって子どもたちが薪の山を移動するなどしました。

3月8日 雨天中止


2月23日(日) 晴れ 14℃

参加者: 青木、綾部、井ノ上、北村、山東、島田、鈴木、中村、福井、福与、吉弘

ゲスト 石井さん、大貫さん

 晴れて気温はさほど低くなかったものの北風が強く日影では寒さを感じました。 作業は、落ちた枝の整理、アズマネザサの刈り取り、定点観測カメラの点検などを行いました。コジュケイの声が聞こえ、ヤマザクラの幹をタイワンリスが降りていくのが見えました。 下の方ではフキノトウの残りがあり、ムラサキハナダイコン(ショカッサイ)が咲き始めていました。上の広場付近ではウグイスカグラが満開、数株の春蘭も咲いていました。 11時過ぎから石井造園の社長と大貫さんから活動についてのサジェスチョンをいただき意見交換をしました。


2月9日(日) 晴れ 8℃

 参加者 青木、綾部、井ノ上、北村、山東、鈴木、福井、堀下、吉弘、中村   

ゲスト:石川さん、飯田さん、石井造園の石井社長・大貫さん―いずれも(アワーズみんなのひろば関係より)

 

 少し北風が吹き日陰ではやや寒い活動日になりました。 里山の入り口付近のフキの芽が大きく膨らんで、シュンランが開花寸前でした。 また、池の周りではホトトギスの新芽もたくさん見られ、工具小屋付近でオオカマキリの卵嚢も見つかりました。 作業は、折れて落下している木の玉切りや切った後の小枝などを区分けしてまとめました。 それにいつものようにアズマネザサなどの下草刈りをしました。 また、フクロウのシーズンを迎えて補修したフクロウの巣箱の設置(二つ目)とカメラの設置を行いました。 石井造園さんを里山内の案内をして回り、いくつかアドバイスをいただきました。

・常緑樹がやや少ないので、特に冬場乾燥が進むので、アオキやシロダモは少し残し、アズマネザサ、シュロは切るようにするということでバランスが取れるとのことでした。

・里山活動に対して「環境賞の応募に値します」と一定の評価をいただきました。

・現在の高い箇所の枝折れについては届く範囲で構わないとのことでした。

・この里山を知ってもらうようにした方がいいのではないかとご指摘もいただきました。

・会員からのいくつかの質問にも答えていただきました。 まとめの会では、他のゲストの方の紹介とご挨拶がありました。

・石川さんは「この里山で吟行会(句会)を行いたい」

・飯田さんは「いろいろな活動のある中今日は里山に来ました。当会の活動報告を聞いて詠んでくださった句です。

(カンパもいただきました)

フクロウの  戻りたる森  安らけし  

 

(石川えり)


1月26日(日) 雨天中止

 

活動日以外に野鳥巣箱の設置(綾部・福井)、工具入れ作成(中村)、落下枝の整備など行う。(山東・中村)

1月12日(日) 曇り 11℃

参加者 青木、阿部(子)、綾部、小野寺(子)、北村、島田、鈴木、中村み、羽鳥、福与、堀下、矢島(子)、吉弘、中村

 

 風もなく、里山では寒さは感じませんでした。むしろ、作業をしていると汗をかくくらいです。早く着き準備している時、シジュウウカラやコゲラが梢で鳴く声が響き、タイワンリスも樹上をせかせか移動していました。 春が足早にやってきているようで、ウグイスカグラはいくつもの蕾を膨らませていました。 作業は、フクロウの巣箱を沢側斜面の樹上に移し替えました。梯子を掛けにくいところで、青木さんが大変そうでした。 野鳥用の巣箱も取り付けていますが、回収した巣箱の中にはシュロの毛をたくさん集めたタイワンリスの巣に成り代わっているものもありました。 落下している枝の処理も、太いものが多く、時間がかかっています。 下草は、間延びしているアズマネザサなどを切りました。また、壊れた用具入れも作り直す作業も始めています。 里山開きということで、みんなでお餅入りのお汁粉をいただきました。 今年もフクロウの巣立ちをはじめ、里山づくりを頑張る決意を固めました。

2019里山日誌


12月22日(日) 曇り 10℃

参加者 青木 井ノ上 島田 鈴木 中村 羽鳥 福井 福与  堀下 吉弘 綾部 

 

 陽射しがなく北風が吹く寒い日でした。野鳥の声も聞こえず、活動している昆虫も見られませんでした。ただ新春に咲くウグイスカグラがもう咲いていました。 フクロウの巣箱については(4号)の設場所を決めたほか、(2号)を取り外して清掃し修理のため持ち帰ることとし、(3号)監視のためのカメラの位置を調整しました。(2号)の中にはスズメバチの巣の残骸が残っていました。 入り口に金属のピースを取り付けたシジュウカラ用の巣箱2個を立ち木に取り付けました。 風で折れた樹木の伐採、枝の片付け、下草刈りなど通常の作業を行いました。 井ノ上さんがオキナワスズメウリの種を斜面に植えました。


12月10日(日) 晴れ 12℃

参加者  青木・綾部・北村・島田・堀下・福与・吉弘・中村

 

ずっと、活動日が台風にたたられてきましたが、久しぶりに暖かくて穏やかな活動しやすい日となりました。コジュケイ、シジュウカラ、メジロなどが見られました。 倒れかかった木や途中から折れて落下した木にマーキングしました。ずっと整備してきた沢に斜面の小道が落下した枝で歩くことができないので、少しずつ枝を切り進めました。さらにいつものように下草刈りをしました。  新しいフクロウの巣箱の設置場所を考えていますが、より畑を見渡せるところを選ぶ必要があるので北側斜面を選定中です。また、イスなど経年劣化による腐食が進んでいて安全に使用できるように新たに設置し直さなければならないものが四分の一ほどあるので、落下したり伐採したりした太目の枝を使ってリニューアルしたいと考えています。 福与さんが種から数年かけて育てたヤマユリのユリ根を日当りの良い斜面に植樹しました。来シーズンが楽しみです。 綾部さんが仕掛けておいた野鳥の巣箱から巣立った形跡が見られ、一つの巣箱からは二回使われたものもありました。巣の入り口に金属板で補強したものが、タイワンリスからも守られたようです。また暖冬の影響でシイタケもだいぶ育っていました。


11月24日 里山雨天中止

様子を見に行ったところ、中止連絡が届かずに来ていた羽鳥さんと中村で台風による倒木や落下した太い枝など数カ所処理した。2日前にハンズ畑のわきにあったタヌキの死骸が片づけられていました。


10月27日(日) 曇り 24℃

参加者: 伊藤、井ノ上、北村、山東、島田、鈴木、中村、堀下、福与、綾部

 

 

何度かの台風や大雨の後で地面は湿っていました。10月も末だというのにやぶ蚊が活動しており、何人かの会員が刺されました。野鳥の姿やモズのさえずりは秋を実感させてくれました。昆虫はとても珍しいトゲナナフシが見られました。 台風15号、19号の強風により枝や幹の折れた木々があまたあり、落ちた枝を拾い集めて整理したり、倒れて通行を妨げる樹木を切り取ったりするなどの作業を行いました。高いところの枝が落ちたせいで空が広く見えるようになりました。 そのほか、下草刈り、長物が入っていた倒壊した倉庫の復旧も行いました。井ノ上さんが外来種のクビアカツヤカミキリの標本を持参して紹介してくれました。また11月のイベントについての打ち合わせも行いました。アワーズでのイベント、岩崎小の出前授業のこと、カジノ問題などが話題になりました。 里山の下ではホトトギスも多数咲き始めていました。


1012  雨天中止


922日 曇りのち晴れ 25℃

参加者:青木、伊藤、山東、島田、中村、羽鳥、堀下、福与、吉弘 綾部

 

 

 予報は曇りのち雨でしたが降られずに済みました。木々や草はまだ夏の色で里山入り口の栗のイガも青いままでした。

カラス、コジュケイ、セミの声が聞こえました。

作業は99日の台風15号で折れた枝や倒れた木の片付けを行いました。広範囲にわたって散乱しているので本日だけでは終わらず あと23回はかかりそうです。

 

長い用具類のロッカーの復旧は次回以降です。


98日(日)   晴れ  30℃

参加者青木、綾部、小野寺こ、島田、鈴木、中村み、羽鳥、堀下、吉弘、中村

 

 台風が接近していたものの、晴れて風もほとんどなく蒸し暑かったです。

ツクツクボウシとアブラゼミが競って鳴いて、まさに蝉しぐれでした。樹液場には、アオカナブン、クロカナブン、ルリタテハ、サトキマダラヒカゲなどが多数集まっていました。ときには横浜では数少ないモンスズメバチが樹液場を占領していました。フクロウの巣箱にキイロスズメバチが入っているので餌を求めて飛び交い、大きなハエを捕えていきました。また、トンボを網に入れるとノシメトンボというアカトンボの仲間でした。いよいよキノコの季節がやってきたようでところどころ頭をもたげていました。

 作業はこれまでの雨で遅れているアズマネザサの刈り取りを中心に行いました。2本のコナラの老木にはキクイムシと粉状の木くずが積もるようにあり見守る必要があります。また、綾部さんが数本のクヌギの幼木を正面斜面にの植樹しました。

 まとめの会では、羽鳥さんから北部公園事務所と町会の交流の場があったとき、たちばなの丘公園の竹林が荒れ始めていることを語り、その整備について質問した経緯についてお話がありました。事務局でも今後検討することにしました。

 また、国際平和スピーチコンテストに代表で参加した小野寺ここ葉さんから小さいころから活動に参加してきたことがよかったと報告がありました。


825日(日) 夏休み


811日(日) 晴れ 33℃

参加者綾部、北村、島田、鈴木、羽鳥、堀下、吉弘、中村

飛び入り:成田親子(初音ヶ丘)

 

 開始したころは薄曇りだったことからシマカが活発に活動していました。このところの猛暑ですが里山では照り返しがなく日陰は気温ほどの暑さは感じませんでした。

 ミンミンゼミ、アブラゼミが鳴き、沢に近いところでヒグラシが鳴いていました。チョウはモンキアゲハ、クロアゲハ、アオスジアゲハ、ミスジチョウが縄張り争いをし、わずかな樹液を求めてサトキマダラヒカゲが飛び交っていました。また樹液場種変にはヨツボシケシキスイやクロカナブンが見られ、キイロスズメバチが餌を求めて飛び交っていました。その他にもトビナナフシ(幼)、オオカマキリ(幼)、マメコガネなどが見つかりました。

 フクロウの巣箱に1週間くらい前からキイロスズメバチがちゃっかり入り込んでいました。繁殖期とずれているので巣箱のそうじは12月に入ってからになります。

 6月後半から長雨で手入れがほとんどできなかったので小道に沿って下草刈りを行いました。アズマネザサやつる植物が繁茂していました。少し伸びてしまったアズマネザサを刈っていると、その下からコナラのひょろひょろとした実生が数本現れて来たので、周辺をしっかり刈り込んで実生に充分日が当たるようにしました。

この森から誕生したコナラがしっかり育って、次世代の森に繋がってくれたらこんなうれしいことはありません。

工具の管理、チェーンソウの使い方なども今後の課題として話題になりました。

 

井ノ上さんから差し入れをいただきました。 


728日 曇りのち晴れ 27℃

参加者青木、堀北、中村、綾部

 

714日が雨で中止になり、その後も曇天続き、台風6号の本州直撃で本日28も危ぶまれましたが台風崩れの熱低は夜間に東に去り、久しぶりの活動日になりました。
 地面は水分をたっぷり含んで柔らかく草も濡れていましたが作業に支障はありませんでした。
 ウグイス・ガビチョウ・カラスの声が聞こえ、モンキアゲハ・アオスジアゲハ・カラスアゲハが飛んでいました。カミキリも葉上にいました。朽木の上にはカナヘビが居ました。
 ヤマユリの花が咲き終わっていました。 作業は通路の脇の下草刈りを行いました。


714日  雨天中止


623日  曇り一時雨  22℃

参加者青木、天野ファミリー(大人2、子ども2)、伊藤、井ノ上、北村、鈴木、島田、羽鳥、堀北、吉弘、中村

 

 梅雨模様で作業始めようとすると雨が降り、やみ間があるかと思えば雨が降りだす悪天候でした。登り口両側の下草が伸びていたので下草を刈りました。活動日以外に山東さんも下草刈りしています。

地味なうす紫色のムラサキシキブの花やクマノミズキ、トラノオの白い花が初夏の森を彩っていました。

 コジュケイ、ウグイス、ガビチョウのさえずりが聞こえました。天候が悪く、チョウの姿はなく、オオスズメバチ、キイロスズメバチ、コマルハナバチが見られました。樹液場にオオケシキスイが張り付いていました。

 作業を切り上げた後、羽鳥さんから集合時間や作業内容、安全の確認など基本的な話がありました。


69日(日) 雨天中止


526日(日) 晴れ28℃

参加者青木、山東、福与、堀下、中村

 

里山が30度を超えることはありませんでしたが、夏本番のような暑さで、たっぷり汗をかきました。ただ、ヒトスジシマカはほとんど見られませんでした。澄んだ声で鳴くホトトギスの鳴き声が響き渡り、タイワンリスも見られました。そしてオオスズメバチの女王バチも観察できました。

下の池のオタマジャクシが脚も生えあとわずかでカエルになります。春に咲いていた野草は花期を終えています。ただアマドコロは半日陰のところで鈴なり状態に咲いていました。

林の周辺を群れ飛ぶ白いチョウはキアシドクガが主流で、中にゆったり飛ぶスジグロシロチョウも混じっていました。意外に速く捕まえるのが大変でした。

 

仕切りのロープは繁殖時期からずれたので外しました。また寝かせていたシイタケの榾木(ほだぎ)は出して並べました。工具置き場側の巣箱の定点カメラにはフクロウが写っていて、ねぐらに使っているようです。


512日(日) 晴れ 22℃

参加者綾部、小野寺こ、北村、澤井、島田、鈴木、山東、福井、福与、吉弘、若林、中村 

 

 数日続いた暑さはなく活動しやすかったです。

コジュケイの澄んだ囀りが里山に響きわたりました。もしかしたら「カーリットの森」からいなくなっていると危惧していたコロギスの幼虫が見つかりました。シロダモの葉裏にホソアシナガバチの巣がついていました。巣づくりするオオスズメバチの女王が確認され、コゴメウツギには小さなカミキリ類も見つかりました。

下のステージそばの池にはヒキガエルのオタマジャクシも順調に育っています。

3週間前から咲き始めたエビネは、南斜面の日当りのいいところを皮切りに、沢側に降りてすぐ、さらにしばらく降りた北側のやや暗い斜面へと続き、最も遅れて咲いているエビネは色合いも白っぽい花です。大小合わせると8株あります。キンランも満開ですがやはり林内に数か所点在しています。さらに、ギンランは沢側に多数点在していました。大切にしたい野草です。ウグイスカグラとヘビイチゴの赤い実が初夏への装いを映していました。コナラの30㎝ほどの幼木を植樹しました。貴重な野草を誤って踏んだり刈ったりしないように保護するためササの棒を刺しました。

 

動揺していたイスをしっかり固定し、作業は伸び始めた下草刈りを行いました。


428日(日)晴れ 15℃
参加者青木 北村 澤井 山東 島田 中村 羽鳥 堀下 吉弘 綾部


 土曜日は雨混じりの寒い日でしたが本日は青空微風の好天に恵まれました。
コジュケイ、カラス、ウグイスの声が聞こえました。
クロアゲハなどの蝶が飛来しました。下の池ではヒキガエルのオタマジャクシが育っています。
ナルコユリ、エビネ,キンラン、タツナミソウなどが開花、樹々の新芽が鮮やかでした。
 定点観測カメラには目立った観測結果が得られませんでした。
 誤って刈ることがないように、多くの野草を保護するため棒で見印をつけました。下草刈りは、登り口付近は早くも伸び放題になっているので道に沿って行ったのをはじめ南北の斜面の下草刈りを行いました。
 フクロウの巣箱設置については、津軽のリンゴ畑の巣箱を参考に今後計画を立てます。
終了後事務局担当者で今後のスケジュールなどを話し合いました。


414日(日)曇り 17℃
参加者
井ノ上北村山東、鈴木福与、堀下綾部

  

雲はあるものの穏やかで暖かな日でした。
里山と周辺の櫻もほぼ終わりで樹木の新芽が鮮やかでした。下草を刈りながら植物を観察しました。
ウグイス コジュケイ カラスの鳴き声が聞こえました。
咲いていたのは 一群のエビネ、シュンラン、ハナダイコン、キジムシロ、ヒトリシズカ、ヒメオドリコソウ、タンポポ、シロタンポポ、タネツケバナ、ヘビイチゴ、オニタビラコ、ヤエムグラ、オドリコソウ、ウラシマソウ、ジュウニヒトエなど蕾の状態だったのは エビネ、ナルコユリ、ホウチャクソウ
など。キンラン、ササバギンランは発芽して間がありませんでした。


324日(日) 晴れ 13℃

参加者青木、綾部、鈴木、島田、山東、福与、堀下、吉弘、中村

 

 昨日の寒さはなく爽やかな里山でした。里山と周辺の木々はだいぶ芽吹き緑豊かな里山の再生です。

 下のステージ左側の池でヒキガエルが産卵し、すでに靴ベラのような形のオタマジャクシが現れていました。 やや珍しいテングチョウやビロードツリアブの飛んでいるのが観察できました。 またウグイスも鳴いていました。里山入り口付近にハナダイコン、オドリコソウ、タンポポが彩りを添えていました。

8本の榾木にみんなでシイタケ菌を打ち込みました。

 現役の原木では今日も多数のシイタケが採取できました。新しい原木はしばらく寝かせてからデビューします。また下草刈りなども行いました。

 フクロウの新旧2つの巣箱には、フクロウがやってきているのが写っていたので今後も見守っていきたいと思います。

 

 47日のイベントについては、採集できそうな野草などについて意見交換しました。


3月10日(日)  晴れ 14

 参加者青木、綾部、井ノ上、北村、山東、島田、羽鳥、福与、堀下、吉弘、中村

 

 春一番の花であるウグイスカグラとキブシが沢山咲きそろいました。また、スミレの一種は可憐に、シロバナタンポポは大輪の花を咲かせていました。シュンランも目につくようになりました。 またモミジイチゴの花も見られました。 シイタケは雨が多くなって急にいくつも頭をもたげてきました。 池のあたりではジョウビタキのオスが飛び去らずに配偶者を待ち構えていました。 鳥の糞に擬態しているアカスジキンカメムシの終齢幼虫が見つかりました。 下草刈りの一方で、ねじれて倒れかかっているコナラをノコギリとチェンソーを使って切りましたが、他の木に枝がひっかかり切り倒すところまでいかず、次回に続きを行うことになりました。

 

 場所を移した初代フクロウの巣箱は、入口の発泡スチロールの傷から何者かが興味を持っていることが分かりました。観察用の新しいカメラを設置しましたが、いいショットで撮影できることを期待しています。

 


2月24日(日)晴れ 13℃                  
参加者
青木、小野寺こ 北村、山東、島田、中村 羽鳥、福与 堀下、吉井、吉弘、綾部

ゲスト:山本夫妻(戸塚区)

穏やかに晴れて風もなく春らしい日でした。
里山入り口ではフキノトウが、北側斜面ではノシランの青い実が、南斜面ではエビネの新芽が、
広場付近ではウグイスカグラの開花が見られました。
シジュウカラ、カラスの姿が見え、ウグイス、コジュケイの鳴き声が聞こえました。
朽木でコガタスズメバチ(越冬女王)、コクワガタ(メス)、キノコムシ、コメツキムシ(幼虫)、ハサミムシ、ムカデの一種、クモの一種を見つけました。
 下草刈り、昨秋の台風で折れかかったコナラの伐採、懸案事項で

あった初代のフクロウの巣箱の再設置などの作業を行いました。
 ゲストの山本さんからはヤマユリの種をいただきました。また、
フクロウの巣箱について、巣箱を地面においても巣立っている・隙間があっても問題ない・一定の時期双眼鏡で見るほうが良い

 

などのアドバイスをいただきました。*フクロウの巣箱付近に入らないようロープを張りました。


2月10日(日)晴れ 8
 参加者
青木、綾部、北村、山東、島田、羽鳥、堀下、吉弘、中村


 ひと月ぶりの里山です。
昨日の雪と寒さが嘘のようで、到着した時はうっすらとしていた雪があっという間に消え、思ったほど寒さは感じませんでした。
 梢にはジョウビタキやシジュウカラ、遠くでコジュケイが囀っていました。タイワンリスがハンズのネット付近を移動していました。
 足早に春の気配を感じたフキノトウがふもとにたくさん顔を出していました。また、ウグイスカグラは大きな蕾をつけていました。なお、ヒキガエルは1月下旬に新桜ヶ丘で現れています。
 作業は立ち枯れた木、倒れかかった木を2本伐採しました。

 

また、使われていない初代のフクロウの巣箱を降ろし、次回補修後に別の場に取り付けることにしました。下草刈りや落ち葉集め、クヌギの実生植えも行いました。
 フクロウの巣箱入口の発泡スチロールには爪痕が増えています。
フクロウについてヒトの干渉の問題も論議し対策の一つにしたいと思います。
 最後は、島田さん持参の暖かいサツマイモを美味しくいただきました。


1月13日(日) 晴れ 11℃ 

 

参加者青木、綾部、小野寺斉子、ここ葉、柊馬、北村、山東、島田、鈴木、

中村み、福与、堀下、吉弘、若林、中村ま

 

昨夜の氷雨が嘘のような穏やかさで春めいた里山でした。すっかり葉が落ちた雑木林は趣が違ってとても素晴らしい眺めです。暖冬のためふもとのフキの葉がまだだいぶ残っていました。暖かさに誘われてツヤアオカメムシシやナミテントウが動き出していました。フクロウの巣箱のある木の下に覆っているハクビシン除けの塩ビの板の引き上げは、思いのほか時間がかかってしまいましたが3mほど上がりました。フクロウは巣穴の発泡スチロールに爪痕がだいぶついていたので頻繁に立ち寄っているようです。また、昨年の台風による枝折れを落とす作業は、綾部さんのロープ捌きで折れた枝に何とか落とすことができました。ベンチの修復や通常の下草刈りも行いました。10時45分ごろから2019年の「里山開き」に入りました。お汁粉や黄な粉餅、磯部餅など用意したものをみんなで味わいました。また、ワイン、菓子、漬物などの差し入れもありました。一息入れた後、一人一人今年の抱負を語り合いました。

 

ここから上は2019年、下は2018年です。2017年以前の"里山日誌"は"バックナンバ"にあります。ただいま整理中


12月9日 晴れ 11℃

参加者綾部、井ノ上、小野寺こ、北村、山東、島田、羽鳥、堀北、福与、吉弘、若林、中村

ゲスト:山本(天王森泉公園運営委員)

 

 さすがに冬らしい冷たい風が吹いていましたが体を動かすとちょうどよいくらいに感じました。舞い始めた落ち葉とカサコソと踏み鳴らす枯れ葉の音が心地良く感じられました。

 里山に登り切ると冬にだけ現れる小さな蛾(フユシャクガ)が地味に舞っていました。今日はカラスがほとんど見られませんでした。

 また来年のカブトムシの幼虫が育つ腐葉土づくりができるように小道などを中心に落ち葉かきをしました。台風で落下した枝の整備は今も続いています。途中で折れた枝は引っかかって危険なので、次回木を切るなどしていくことに決めました。こわれかかっている椅子の補修も行いましたがさらに順次進めていきます。 シイタケが暖かさの影響で「お化けシイタケ」になっていました。

 ゲストの山本さんから里山づくりについて話があり、小道以外のアズマネザサは地表から10cm位残す方が良いことや野草の管理の仕方などの話がありました。北村さんからは、公園のようにきれいに刈りとるより里山の植物を再生できるように心がけるなど話がありました。

 


 

 1125日 快晴 13℃

参加者:綾部 伊藤 井ノ上 山東 鈴木 中村 中村(文)福与 堀北(新参加者)

 

 早朝の気温は6程でしたがその後12~3に上昇、風もなく雲一つない好天に恵まれました。カラスの声が聞こえました。風で落ちた枝の片付け、笹の刈り取り、歩道の縁取りの手直し、などの作業を行いました。
 本日は、先週末のイベントに引き続いてでしたので作業は早めに切り上げました。

 


1111日(月) 晴れ 20℃

参加者青木、綾部、井ノ上、小野寺ここ葉、柊馬、北村、鈴木、島田、羽鳥、福井、福与、吉弘、中村

 

 

 11月になりさすがに「カーリットの森」もすっかり秋の気配が色濃くなってきました。ただこのところの暖かさでシマカがまだ飛んでいました。カナヘビも越冬していませんでした。また、ムラサキシキブの葉裏にアカスジキンカメムシの数十匹の集団が見つかりました。
 森の中では何種類ものキノコが生えていて中にはナラタケらしきものもありました。里山のシイタケも多数顔を出していました。
 台風の影響で何本もの高木の上部の太い枝が折れていて危険もあるため、ロープ固定後チェンソーでカットしました。さらに輪切りにするなど切って整備しました。
 クラフトを1週間後に控えて、集めたり持ち寄ったりした材料や使用する工具なども点検しました。 


1028日 曇り 20℃
参加者 青木、伊藤、小野寺こ、北村、島田、羽鳥、福井、中村

ゲスト 池谷里華(ちくちくシアター)、吉川みどり(ほどがやわらべうたの会、ちくちくシアター)

 穏やかな小春日和で気持ちよく活動できました。暖かかったかったのでシマカもまだ活動していました。越冬前のカナヘビも見つかりました。ヤマザクラの狂い咲きがあり花弁も見つかりました。
 里山のヤマザクラなど台風の被害があり、多くの木で途中から太い枝が折れていました。
登りの斜面のコナラは空洞もあるので伐採し後処理も行いました。その他にも落下した枝が多数あって処理に時間がかかりそうです。フクロウの巣箱付近などの中途半端に折れた枝の処理もしました。
 また、フクロウの巣箱の点検やカメラの点検も行いました。
 クラフトのための木の実や枝、丸太の輪切りなども行いました。
 北村さんがアワーズの交流会で知り合った2名の方が里山の様子を見学に見えました。
 


1014日 曇り 19℃
参加者 青木、綾部、小野寺こ、小野寺し、北村、鈴木、山東、中村


 直前まで雨模様のコンディションでしたが、里山の中はそれほどぬかっていませんでした。
コオロギやササキリのような鳴く虫が目立ちました。
木を取り上げると12.3㎝くらいの大きなトビズムカデがいました。また、キノコがあちこちに生えていました。
 作業は、台風で落下した木の枝の整理やクラフトのための材料探しをしました。また事前に切っていた直径10㎝程の材を20本くらい運び上げ、丸太を輪切りしました。里山周辺にも回って、クヌギやコナラなどのドングリやカラスウリの実、ムラサキシキブの実なども集めました。ツルも何本か収集しました。気温が低めで作業しやすかったです。

 


923日 曇り時々晴れ 気温26
参加者 青木 綾部 井ノ上 山東 中村 吉弘


 紅葉までもう少し、この頃雨が多かったため里山は柔らかく湿ってキノコ類が目立ちました。カラスとコジュケイの声が聞こえ、ヒカゲチョウが飛んでいました。カラスが啄ばんだミズキの実がベンチ周辺に落ちていました。中村さんと井ノ上さんがオオゲジの抜け殻と山繭の幼虫を見つけました。
 作業は南東斜面の下草刈り、低い枝の伐採、地表を這っている蔦類の切り取り、
定点観測カメラの点検と位置修正などを行いました。イベントに備えてのドング
リなどの素材収集には少し早かったようです。


99日 晴れ 31

参加者 綾部、鈴木、山東、島田、羽鳥、福与、吉弘、中村

 猛暑の多かった頃に比べてやはり季節は確実に動いています。

ミンミンゼミやアブラゼミがやや少なくなり、セミの主役がツクツクボウシになってきました。緑色のドングリも地面に落ちていました。アカトンボの仲間もゆったり飛行していました。

今年は蚊の被害は少なかったですが、かなり刺されてしまった方もいました。里山の粗朶(枝など置かれた)置き場にあったヒメスズメバチの巣は廃巣になっていました。猛暑の影響かもしれません。樹液場には新たにサトキマダラやオオスズメバチがやってきました。

 ハンズの畑側の斜面を中心に下草刈りしました。台風を経て細い枝がだいぶ落ちていました。フクロウの営巣季節の前にあの周辺を整備しておきたいです。  


8月26日 晴れ 32

参加者 青木、綾部、井ノ上、山東、鈴木、中村、福与、吉弘、若林

 

 7月下旬の猛暑が収まったときは、この夏の暑さのピークもこれまでか と一安心したものでしたが、この日の横浜の最高気温は35℃の予報。

 木陰のある里山での気温は32℃ほどでしたが風がなく、蒸し暑い日でした。 南側斜面の下草刈りを主体とした作業を行いましたが11時過ぎに切り上げました。 ヒカゲチョウ カマキリ 落ち葉集積場に営巣中のヒメスズメバチの巣が見られ、コジュケイの声が響いていました。定点観測カメラにはフクロウの巣箱付近に来た鷲か鷹のような猛禽類が写っていました。 里山入り口の栗の木には青い毬栗が、上の広場付近にはホウチャクソウの黒紫の実が見られました。


7月22日 晴れ 34

参加者 北村、島田、福与、吉弘、中村

 

 く猛暑のなかで短時間・軽作業・日陰の活動を行いました。 ただ、下のステージの下側の地面が4042℃でしたが、里山のベンチ付近では3133℃とすごい温度差です。 今日は、やっと樹液も3ヶ所で出ているのが確認でき、カブトムシが見つかりました。美しい(ヤマト)タマムシも観察できました。なかなか発生しないと思われていましたが、実際にはまだ7 月でやっとよく見られる季節になったということです。

 地面のテーブルに野良猫が休んでいましたが、福井さんが古いフクロウの巣箱から顔を出したというネコのようでした。タイワンリスのけたたましい鳴き声も響き渡りました。 オオバジャノヒゲが白い美しい花を咲かせていました。ヤマユリはすでに花が咲き終わっていました。 それにしても猛暑の中ご苦労様でした。


78日 晴れ 30℃

参加者 青木、綾部、伊藤、井ノ上、小野寺こ、小野寺し、北村、鈴木、島田、 羽鳥、福与、中村

 

 ひと月ぶりの里山活動になりました。ニイニイゼミに混じって、ミンミンゼミの鳴き声も聞こえてきました。蚊はほとんど寄ってきませんでした。さすがに真夏の虫がたくさん見られるようになりました。キボシカミキリ、カタジロゴマフカミキリ、アオオサムシ、ヤブヤンマなどが見られました。キイロスズメバチが近寄ってきたので巣が近くにあるようです。また、梢からナナフシモドキがひらり落ちてきました。薪の所では、タマムシが見つかりましたが、羽化に失敗し、残念ながら美しい前翅が伸びきっていませんでした。アオスジアゲハの幼虫も見つかりました。 久しぶりだったので、間延びしたアズマネザサや地面を這うフジのつるなど切りました。大きな枝も結構落ちていたので整理しました。また、コナラの丸太9本を運び上げました。クヌギの実生が散策路を登り切ったところで2本育っていたので、囲い込みをしました。保護していきたいと思います。

 今日は、カメラの位置を地表に変えて設置し直しました。 暑さも考慮し軽作業だけしました。 里山の活動ができない間、山東さん、綾部さん、中村が少し作業をしました    

 


610日、24日悪天候により活動中止  


527日 晴れ 25℃

参加者 青木、遠藤、北村、山東、福井、福与、吉弘、若林、中村

 

 今日は、とてもさわやかで風も心地よいもので緑の中で得をした気分でした。 特に蚊もほとんど現れず活動しやすかったです。 休憩所の付近ではいつものようにモンキアゲハやアカボシゴマダラ(春型の白)が舞っていました。 やや高いところから梢付近ではスジグロシロチョウが数頭飛び回っていました。 また、カミキリムシに食われている樹の幹から幼虫が頭を出していましたが、 カリバチに捉えられそうになりましたが地面に落ち逃れました。

 作業は、里山のルートの両ぎわに竹や枯れ枝をおいて歩くところと区別するようにしました。 登りの新しい緩やかなルートも完成し、イスやとびらの補修も一部行いました。いつもの下草刈りも行いました。 残す実生の選択も徐々に行っていきます。

 フクロウの巣箱の点検では卵のかけらが残っていましたが、 カメラの画像などから残念ながら孵化した形跡は認められませんでした。 やはり、餌の不足などの要因なのでしょうか。 

 


5月13日  曇り20℃

参加者 綾部、伊藤、今村、北村、島田、山東つ、山東み、中村、羽鳥、服部、 福与、吉弘、若林 

 

 作業するのには暑くなくていいコンディションでした。 ただヤブカも出没し始める時期になりました。 春の野草が一通り咲き終わってコゴメウツギの花が咲き、夏のオカトラノオなどが元気よく伸び始めました。 曇っていたこともありチョウ類はほとんど見られず、コメツキムシだけが目につきました。野鳥の鳴き声で判別できないものがあり宿題となりました。 下草刈りを中心に作業しました。また、登りの道は緩やかなルートを作り始めました。

 まとめの時に里山の雑木林のあり方を中心に話し合われました。 広葉樹は庭木の剪定にならないようにする。落ち葉の処理は里山に水分保持の点でほどよく残す。 実生は勢いのあるものを残しあとは処理してもいいのではなどの意見が出されました。 フクロウについてはまだ変化が見られませんでした。 

 


4月22日(日) 晴れ 27℃
参加者 青木、井ノ上、伊藤、北村、山東、鈴木徹、さおり、中村

 ここ数日、高温傾向が続いていましたが、里山でも日差しの強さを感じましたが爽やかでした。
キンランは見事に咲き乱れ、ギンランも散らばっている株がそれぞれすっと立ちあがって清楚に咲いています。
エビネの大株も日陰の株が満開を迎えています。アマドコロ、ホウチャクソウなどユリの仲間も復活してきました。
また、2本のヤマユリがしっかり育っています。
 アゲハ類はいつもの場所で乱舞が始まりました。キイロスズメバチも飛びはじめました。カナヘビも活動を始めていました。
下草刈りと樹木の剪定は、アズマネザサ、シュロ、アオキ、シロダモを中心に行われました。
また、腐葉土置き場の周囲に杭を打ち整備も行い見栄えもよくなりました。
 フクロウについては、まだ特に変化が見られず、もうしばらく見守るようにしたいと思います。


4月8日(日) 晴れ時々曇り 17℃
参加者 綾部、井ノ上、遠藤、北村、山東つ、山東み、鈴木さ、鈴木と、羽鳥、福井、福与、若林、中村
 
 昨日の強風は止んだもの、の気温は日陰に入るとやや涼しく体を動かしていないと寒さを感じるくらいでした。
タイワンリスが工具小屋付近でけたたましい声で鳴いていました。
 里山のキブシ、ヤマザクラ、ウワミズザクラはすでに花は咲き終えていました。
8か所あるエビネは、南東の斜面の株だけがほぼ満開になっていましたが、あとは花穂が伸びているところです。
キンランも芽が伸びたばかりです。ウラシマソウは立派な釣り糸を垂らしていました。 
日陰ではシュンランがまだ咲いていました。日向のキジムシロやカントウタンポポが黄色い花を咲かせ、それぞれ春を演出していました。
 大きなヤマザクラの下のひこばえの葉の上には、孵化して間もないナナフシモドキが5匹見つかりました。また、センチコガネも見つかりました。
 作業は、向かって左から沢への斜面にかけてホウチャクソウなど野草の新芽に気をつけながら下草刈りを行いました。
工具小屋の屋根の補強や登り道の修理も行いました。
フクロウは抱卵しているようです。無事孵化してほしいと思います。


3月25日(日) 晴れ 18℃
参加者 青木、綾部、北村、山東、島田、福井、福与、吉弘、若林、中村

春本番の暖かく清々しい気候に恵まれました。
冬のくっきりした雑木林の梢のシルエットは、新緑の芽生えでぼんやりとかすんできました。
里山のヤマザクラはよく見ると数輪開花していました。
キブシは満開で黄色い花が垂れ下がり、ウグイスカグラもピンクの小さな花が数多く咲いていました。
地表付近にビロードツリアブがホバリングしていました。ヒキガエルの卵がある池にハクビシンのフンが大量にありました。
 作業は、新芽に注意しながら下草刈りをしました。
また、工具小屋にはケースを整理しながら収納していきました。
一方、臨時の工具置き場が傾いでしまっていたのを若林さんが手際よく改修しました。 
 福井さんが巣箱を慎重に点検していた時、いきなり巣箱からフクロウが飛び出すアクシデントもありました。
監視カメラにも何ショットもフクロウが写っていましたが、落ち着いて卵を抱いてくれることを願うばかりです。
 シイタケは大量に生えてきたのでみんなで分け合いました。


2月25日(日) 曇り 7℃
参加者 綾部、北村、島田、山東、羽鳥、服部、福井、福与、若林、中村

 日差しがありませんでしたが、風もなくそれほどの寒さは感じませんでした。
枯れ葉をどけるといくつものフキノトウが顔を出していました。
作業は、道やベンチの奥の斜面の下草刈りをしました。
工具小屋は、「けんどん式の扉」の調整をしましたが、丸太がゆがんでいるのでちょっと調整が大変でした。
また、床は竹材を敷き詰め、屋根の竹材をシュロ縄で固定し、長いものカットしそろえました。
後は、竹材の固定と鍵の取り付けなどで完成です。
フクロウの巣箱には頻繁に飛来している形跡があり楽しみです。


2月11日(日) 晴れ 15℃ 
参加者 青木 綾部 山東 鈴木徹・さおり 中村 羽鳥 福井 福与

 昨夜からの雨が上がった里山は連日の酷い寒さから一転、足元は湿っているものの残っていた雪も溶け、穏やかで暖かな活動日和となりました。
 里山入り口ではフキノトウが姿を見せ、上の広場付近ではウグイスカグラの花芽の先がピンク色になっていました。榾木には小さなシイタケが出ていました。
 作業は、アズマネザサの刈り取り、朽ちた木や下枝の処理、定点観測カメラの点検と部品の交換、道具置き場の扉の取り付け、要具の手入れ、などを行いました。


1月28日(日) 曇り 4℃

参加者 青木 綾部 小野寺弘樹・ここ葉・柊馬 島田 中村 羽鳥 福与 若

 月曜日の午後から夜中にかけて降った雪が連日の寒さのため一週間近くたったのにまだ溶けずに残り、曇り空で陽射しもないため、じっとしていると足元から冷えて震えるほどでした。作業はプラスチック製のシートで内張がされた工具小屋の屋根の竹材の調整・固定と、斜面の笹の刈り取りを行いました。
 新しい巣箱の近くにエビネの株が見つかりました。
地域の新春交流の集いに参加するため作業は若干早めに切り上げました。
 12時から藤塚小学校の体育館で開催された交流会には 青木、綾部、北村、中村の4名とと「えかたりーべ」の藤岡さんが参加し、約270名の聴衆の前で中村代表が会の紹介を行い、藤岡さんが紙芝居「フクロウが来た」を上演しました。


12月10日(日) 晴れ 13℃

参加者 青木、綾部、井ノ上、小野寺こ、小野寺し、北村、鈴木徹・さおり(共に新会員)、山東、島田、羽鳥、福井、福与、吉弘、中村

 里山は、風もなく穏やかで日差しも暖かく感じる小春日和の半日でした。
 一面にコナラやクヌギなどの広葉樹の落ち葉で敷き詰められたようでした。早速、2か所の腐葉土置き場にかき集めました。
また、落下した枝を片づけたりや間延びしたアズネザサを刈りました。
 ログハウス風の小屋は、丸太が比較的細かったり、曲がっていたりしているので、その分隙間も目立ちますが、
ノミやカンナで微調整しました。あとは細い材で埋めるしかありません。
 フクロウの巣箱を降ろしてみると、初夏に移住したキイロスズメバチが所狭しと9段の巣をつくっていました。
前回のオオスズメバチの巣と見比べ、巣づくりするスズメバチのすごさに驚きます。巣箱は場所を変えて設置する予定です。
その巣内からは、越冬状態になった7頭のキイロスズメバチの未交尾女王バチ個体とヒメスズメバチの死がいが見つかりました。また、クヌギカメムシやクモ類、蛾の幼虫も見つかりました。
 林内は冬にだけ活動するフユシャクが何匹もゆったり飛んでいました。オオカマキリやハラビロカマキリの卵のうも枝に産みつけられていました。