12月11日(日) 晴れ 11℃
参加者 青木、綾部、井ノ上、小野寺(子2)、金内ファミリー5(大2、子3)、 北村、島田、山東、中村ミ、服部、吉弘、中村
寒いとの予報でしたが、やはり里山はそれほど寒さを感じませんでした。
山東さんによると、前日に巣箱付近でフクロウを目撃したそうです。カメラにも巣箱のところでフクロウがキャッチされていました。12月も中旬になろうとしていますが、まだトビナナフシが見つかり、腹に卵も持っていました。また、井ノ上さんたちが積み上げた薪材にカミキリムシの幼虫が入っていました。
このほかアズマネザサなどの下草刈りや倒木の処理なども行いました。子どもたちは、カブトムシのために落ち葉を集めてのくれました。来年の楽しみができました。
11時過ぎに活動は終え、青木さんの用意したお茶やコーヒー、差し入れの菓子など一息つきながら話に花が咲かせました。
11月25日(日)曇り 13℃
参加者 青木、今村、北村、山東、中村
明け方まで降っていた雨も止んで、足元がちょっぴり濡れていましたがまずまずのコンディションでした。
いつものように下草刈りし、立ち枯れの木数本、シロダモなど伐採しました。また、倒木の整理や中途半端にカットしていたところも整理しました。カメラの映像点検と木を変えてカメラの取り付けをしました。 里山には、ヒヨドリなどのさえずりが響き渡っていました。
紫色のキチジョウソウ、赤く色づいたヒャクリョウ、ネットわきではホトトギスがたくさん咲いていました。
作業を終えてから青木さんが用意したお茶や菓子をいただきながらしばらく歓談しました。
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大変ショックなことを報告しなければなりません。
定点カメラの一つ(地表付近の)が盗まれていました。3重に巻いて施錠していたものですが、強力なカッターで切断されていました。明日型番を確認して被害届を出すつもりです。
11月13日(日)晴れ 19℃
参加者 綾部、井ノ上、山東、羽鳥(新人)、服部(新人)、福井、福与、若林、中村
移動性向勝の覆われ、暖かさでは今シーズン最後の日になるかもしれません。
朝一番に着くと、何やらトントンと大工仕事のような音が聞こえたので、誰かなと思ってその方向へ行くと、大きなアカゲラが梢近くにいました。なかなかの貫禄です。
作業は、アズマネザサを中心とした下草刈り、前回切り落とした木の根元を切ったり、シロダモなどの常緑樹の伐採しました。小鳥用の巣箱の修理も行いました。10日ほど前に福井さんがフクロウの巣箱を修理し巣箱を掛けました。巣箱にはフクロウが立ち寄っている形跡がありました。また、工具の手入れもしました。
終了時のまとめの折、服部先生より、とてもいい里山になっているとのお話しをいただきました。今後もいろいろアドバイスをいただけそうです。
10月16日(日) 曇り 21℃ <臨時>
参加者 青木、北村、山東(恒)、山東(美)、福与、吉弘、中村
秋の気配が濃くなりました。あれだけ樹液場に来ていたチョウ、カナブン、スズメバチなどもいませんでした。
一方、キブシ、ガマズミ、ヤブミョウガ、ホウチャクソウなどのいくつかの草木ではしっかり実を着けていました。
おだやかな気候に誘われ、まだ蚊もよってきていました。
作業は、20日の程ヶ谷活動交流の一環で「カーリットの森」散策があるため小道や目立つ間延びしたアズマネザサなどを刈りました。14日に自然復元協会と資生堂の研修で来た18名のみなさんが中央の広場から左下斜面を刈り上げて明るく開けた箇所や沢側を整理しました。
カメラにはフクロウか飛翔物体か判断できないものが写っていました。
8月下旬に取材を受けた「はまれぽ.com」の記事ができました。はまれぽ.comで検索。
9月25日(日) 晴れ 26℃
参加者 青木、井ノ上、北村、山東、福与、中村
8月21日、9月11日と雨続きで、久々の活動になりました。
ツクツクボウシやミンミンゼミが盛んに鳴いていました。
前日までのぐずついた天候のため蚊もたくさん出没しました。
柿のへたのような可愛いキノコも見られました。
作業は、まずシイタケのほだ木が3か月過ぎたので天地返しをしました。
また、来春のクヌギなどの植樹に向けて伐採すべき木の選定などしました。
少ない人数でしたが伸びきったササなどの下草刈りも行いました。
8月14日(日) 晴れ 26℃
参加者 青木、綾部、金内ファミリー(4名)、北村、島田、山東つ、山東み、福与、中村
今日は、暑さも一段落しました。作業は、立ち枯れ木の伐採、下草刈り、登り道の補修、巣箱の点検、写真の点検など行いました。 樹液場には、カブトムシのメス3匹が来ていました。 また、フクロウの巣箱の下には真新しい羽毛状の胸の羽根が2本見つかりました。 写真にはタヌキ(何度も)とハクビシン、コジュケイが写っていました。 ポットに入れて保護しているクヌギやコナラの実生をいつ植樹するかも話し合いました。 お盆ということでしたが多くの方に参加いただきました。
7月24日(日) 晴れ 26℃
参加者 青木、井ノ上、恩師・岩崎、金内(新人)ファミリー4、北村、山東、福与、吉弘、若林、中村
久しぶりの晴れ間で、里山は蒸し暑さもなくもさっぱりとしていました。ニイニイゼミの合唱が響き、カラスアゲハなど舞っていました。樹液にはカブトムシ、アオカナブンも張り付いていました。
ルリジガバチやハラナガツチバチが乱舞し、虎カミキリが何匹もいました。
また、下のコンテナには二ホンミツバチが入っています。
作業は、里山内のルートの周囲の下草がかなり成長していたので、クヌギの実生、オカトラノオやホウチャクソウなどをよけてアズマネザサを刈りました。カメラにはネコが写っていただけでした。
7月10日(日) 晴れ 28℃
参加者 青木、井ノ上、今村、北村、島田、福井、福与、吉弘、中村、小野寺ファミリー3(親子レンジャース)親子レンジャーズ 16名
今日は、雨上がりで湿気も多く、シマカも多数寄ってきました。
作業は、レンジャーズの参加者と一緒に行いました。登って左側の収納場所の奥を親子、大人のグループに分かれ、下草刈りとシロダモ、シュロなどの伐採を行い、このエリアはさっぱりしました。
暑さも厳しかったので、短時間の作業で切り上げ、早めに森の中の散策を散策しました。 タマムシのオスとメス、モンキアゲハ、ウラギンシジミなど採集し、夜行性のミカドオオアリのコロニーも見つかりました。 クヌギの樹液にオオスズメバチが飛来し、参加者に注意しました。 カメラの点検も行いました。なお、親子レンジャーズの取材に、朝日新聞の記者が参加しました。
6月12日(日)晴れ 26℃
参加者 青木、綾部、井ノ上、今村、山東、島田、中村み、福井、福与、藤村、吉弘、若林(新人)、中村 ゲスト・黒田さん
親子レンジャーズ 伊藤、小野寺ファミリー3ほか
今日は、強い日差しもなく比較的活動しやすく作業も進みました。
下草刈りは、中央付近をはじめ、西側、北側の伸びたアズマネザサやツルなど刈り取りました。シイタケの原木の「本伏せ」は、黒田さんの指導で奥の工具置き場付近の東斜面に支柱を置き立てかけました。また、倒木を丸太切りにする作業も行い、一部中央広場に置きました。フクロウの巣箱点検で、卵の確認ができました。
井ノ上さんが、水道道に通じる道のカラムシの葉で美しいラミーカミキリを多数見つけました(写真下中央)。また、今日はジンガサハムシ、ヒゲコメツキ、ムラサキシジミ、オオゲジなど見つかりました。藤村さんは、繁殖させた「カーリットの森」のノコギリクワガタを多数放虫しました。オオスズメバチの女王バチも中央付近で数度目撃しました。休憩時、クマノミズキやムラサキシキブの花を観賞しました。一方、ネット付近のホタルブクロ、ヤマジノホトトギスは刈られることが多いため登り口付近に一部移植しました。
5月8日(日)晴れ 25℃
参加者: 綾部、青木、伊藤、井ノ上、今村、北村、福井、福与、吉弘、(山東)、中村
シジュウカラ、ガビチョウ、ウグイスなど野鳥のさえずりが新緑に馴染んでいました。 春先から入れ替わり咲いてきた草花の花はギンランでひとまず区切られます。 今後植林する予定のクヌギやコナラの実生をポットに確保しています。 第二東名の工事のためつぶされる緑地から井ノ上さんが、ウマノスズクサを救出し移殖しました。これはジャコウアゲハの食草で生き物多様性の意味で楽しみです。
今日は、ナナフシが木の上から落ちてきたり、アオダイショウが現れたり生きものの息吹が感じられました。 また、夏日の好天でヤマトシロアリの結婚飛行が行われました。
フクロウ、ネコ、アライグマ、タヌキの活動は定点カメラでは見られませんでした。
作業は、下草刈り、沢からの道の最終的な整備、倒木処理、定点カメラの点検、小鳥の巣箱の点検などを行いました。沢よりの斜面での作業でギンランが何本も見つかりました。 また、下の池にはクロメダカが生き残っていました。観察会のためのコース確認を井ノ上さん、北村さん、中村で行いました。
なお、作業日に参加できませんでしたが、山東さんが刈払機で下草刈りを別の日に行っています。
写真はギンラン、とクヌギの蘖(ひこばえ)です
4月24日 曇り 18℃
参加者: 青木、綾部、井ノ上、北村、伊藤、レンジャーズのメンバー五人
夜来の雨が9時前まで残り実行が危ぶまれましたが、伊藤さんがレンジャーズ活動の実行を告げられたこともあって、少人数ながら集まりました。
草も樹も地面も濡れた新緑の森に、ウグイス、コジュケイ、カラスの声が響きレンジャーズの会員は飛翔するコジュケイの番を認めました。定点観測カメラに新たな収穫はありませんでした。22日の中村さんの報告では1.2mほどの青大将が出ていたそうです。
数株のエビネが満開、キンランも開花、広場の北側にはカマツカの白い花が咲いていました。
井ノ上さん・綾部は沢に降りる道に踏み段をつける検討を行い、その後井ノ上さん・伊藤さんはレンジャーズの会員を案内して山をめぐり、青木さん・北村さん・綾部はポットにコナラの苗を移植して日当りのいい場所に設置する作業、イヌシデの材をベンチ用に加工する作業を行いました。
写真の牛乳パックと共に写っているのがコナラの実生です
2016年4月10日(日)薄曇り
参加者 青木、今村、井ノ上、北村、島田、山東、吉弘、中村
春真っ盛りで、ヤマザクラは葉桜になりかけ、オオシマザクラがこうピンクに山を染めています。 白くて房のようで地味ですが、ウワミズザクラも咲き始めました。 ヘビイチゴやキジムシロの派手な黄色が地面を覆っていました。 ナナフシ(モドキ)がヤマザクラのひこばえのところで孵化していました。アゲハチョウ、キアシナガバチもベンチ付近を飛んでいました。井ノ上さんが仕掛けていたトラップにアオオサムシが3頭入っていました。
今日の活動は、
1、倒木処理後の枝整の整備
2、ベンチなどの補修
3、沢と里山を結ぶ道整備
4、カメラチェックと下草刈りなどを行いました。
前回の倒木の当面危険のない状態から、さらに枝処理を施し見た目にも安定した状態になりました。
ベンチは、腐って不安定になっていたもの取り除き、枕木や新しい丸太を利用して補修しました。
イベントに備え、登りやすいようにスロープをつくりましたが、次回、ロープを張ったり、足元がすべらないようにします。
また、斜面の下草刈りや枝払いもしました。
今まで気づかなかったシュンランやエビネ、イヌシデの実生などに黄色いテープで印をつけました。
今回は残念ながらカメラには写っていませんでした。
次回にはペットボトルなど持参し、実生を養生し秋に植林できるようにします。
2016年3月27日(日)晴れ 18℃
参加者 青木、綾部、井ノ上、今村、海老塚、小野寺、山東、島田、中村、福井、福与、藤村、吉弘 ゲスト黒田さん、
予報は曇りでしたが晴れて風もない好天に恵まれました。
里山入口に菫の群落が満開、山の広場周辺には薄黄色のキブシの花の房が下がっていました。樹々の新芽が噴き始めましたが桜のつぼみはまだ硬いままです。
黄色の蝶が飛び、コゲラが視認され、ウグイス・シジュウカラ・コジュケイ・カラスの鳴き声が聞こえました。
本日の作業は間伐途中であった北斜面のイヌシデの処理に時間と労力の大半を費やし、今後の作業のめどが立つところまでこぎつけました。 そのほかに休憩所のテーブルや材料などに防腐剤を塗りました。また、黒田さんとシイタケの原木の菌の状態を観察し水分が不足していて菌の回りが遅いことが分かりました。
作業の後、メンバーの自己紹介を兼ねた情報交換を行い、青木さんのコーヒーを頂きました。そのあと、昆虫愛好家達は井ノ上さん持参の昆虫図鑑を囲んでの話に花を咲かせました。
2016年3月13日(日)曇り 12℃
参加者: 青木、綾部、井ノ上、今村、伊藤、北村、山東、藤村、福与、吉弘、中村
フクロウが来ました!!
今日は、定点観測カメラの画像に参加者が全員感動!しました。動画でも映りました。 これまでの私たちの苦労が報われました。
日が照らなかったので気温が上がりませんでしたが、キブシ、ウグイスカグラ、シュンランなど早春の花がそろいました。
また、ヤマガラ、シジュウカラが巣箱の周りにいるのも楽しみです。池にはヒキガエルの卵が前回より増えていました。
作業は、下草刈りとテーブルの修理に分かれました。
テーブルは、脚に丸太を60cmを準備して、丸太を"三枚おろし"にした中一枚をテーブルにして、壊れてた籐の椅子も処分しました。早めに切り上げ、青木さんの用意したコーヒーとお菓子、北村さんの干し柿で一服しながらフクロウがこの森のどこかで無事巣立つこと願いました。
2016年2月21日(日) 晴れ 15℃
参加者: 青木、綾部、井ノ上、今村、北村、山東、福与、吉弘、中村 ゲスト 黒田さん(シイタケ指導)、山崎さん(ハンズマネージャー)
昨夜来の雨でしっとりとした里山、少し動くと汗ばむほどでしたが気持ち良い活動ができました。
雑木の芽も膨らみウグイスカグラも咲き始めていました。コジュケイ、エナガ、シジュウカラ、コゲラのさえずりも頻繁に聞くことができました。
追加したシイタケ菌(500コマ)の打ち込みも無事終了しました。当面6月くらいまで湿気を保ち「仮伏せ」にします。その後「本伏せ」にするそうです。何本か木を倒したので、その材をベンチや椅子の補修などにするための準備、南側斜面の下草刈りも行いました。 定点カメラには、タヌキ、ハクビシン(鮮明でない)らしい動物も映っていました。8日に目撃したフクロウは、仏向の森の方でも黒田さんが目撃しているので今後楽しみです。
なお、黒田さんより大根のお土産もいただきました。
右端の写真のナイフは特殊仕様、なんと海に落としても沈まない船乗り用のものだそうです。
2016年1月24日(日) 曇り時々晴れ 4℃
参加者: 青木、石井、北村、山東(恒)、山東(美)、島田、中村、中村、藤井、綾部 ゲスト黒田さん
雲が切れて日が射せば温かいが、翳ると冷たい西風が吹き付けて凍える感じでした。鳥の声は無く、タイワンリスの吠える声が聞こえました。斜面の笹刈り、枝払いの後、黒田さんの教えに従い、提供していただいた要具を使ってシイタケの菌駒 500個をを14本のコナラやシデの榾木(ほだぎ)に打ち込みました。この作業は17日の黒田さん、中村の100個打ち込みに続くものです。
午後、藤塚小学校で開催された「第8回 新桜ヶ丘地区 新春地域交流のつどい」に地域で活動する団体の一つとして参加し、里山の状況や活動内容を報告しました。(参加者:中村、山東(美)、北村、島田、綾部)
定点カメラにはネコ、タヌキが写っていました
2016年1月10日(日)晴れ 14℃
参加者:青木、綾部、伊藤、井ノ上、小野寺ファミリー3、北村、山東恒、山東美、中村ミ、福井、福与、吉弘(新人)、中村
ゲスト 黒田さん
早い春を感じさせる穏やかさでした。フキノトウがもう出ているのではないかと思わせるように葉っぱが元気よく出ていました。またアブも飛び交う暖かさでした。
活動は、下草刈り、樹木の間伐とほだ木の切り出し、巣箱や定点カメラの点検、枯葉を集めて堆肥置き場に入れるなど多岐にわたる活動になりました。
また、新年会を兼ねていたのでその準備も同時にやりました。
下の畑に日光が当たりにくいとの黒田さんの要請もあり、ハンズゴルフさんにかけあって樹木の間伐を実施しました。伐採したコナラの直径7~15の長さを1もほどに切り揃えて後日シイタケ菌を打ち込みます。
早めに作業を終わらせ、お汁粉やおにぎり、から揚げなどつまんでの新年会をしました。
なお、光野さんより日本酒、北村さんからワインの差し入れをいただきましました。